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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第33週(8月15日-8月21日、8月23日現在) (3 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第33週(8月15日-8月21日、8月23日現在)(8/29)《国立感染症研究所》
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一方、関東、近畿、沖縄県で人口 10 万対100人強の減少であった。 第33週では、北海道、関東、沖縄
県以外で人口 10 万対100人強の増加であった。
地域別の新規に届出された診断時中等症以上および重症であった症例においては、第31週には、中等
症以上の症例は、北海道以外の地域で増加し、重症の症例は、北海道、東北、東海以外の地域で増加し
た。第32週には、中等症以上の症例は、北陸、東海以外の地域で微減~減少し、重症の症例は、北海道、
北陸、東海、四国以外の地域で減少した。第33週には、中等症以上の症例は、東北、中国、四国、九州の
地域で微増~増加し、重症の症例は、東北、東海、中国、四国、九州、沖縄県の地域で微増~増加した。レ
ベルとしては、中等症以上の症例においては東北、北陸、中国、四国、九州、沖縄県で第6波のピークレ
ベルかそれを上回っており、重症の症例においては東北、北陸、中国、四国、九州で第6波のピークレベ
ルを上回っている。なお、直近の週は過小評価されている場合があり、前週との比較においては、遅れ
報告を考慮するのが重要である。複数の地域で増加がみられ、レベルも高いことから、動向を注視する
必要がある。
まとめ:第 33週は、自治体公表日・HER-SYS の診断日ベースの新規症例報告数はともに増加した。また、
ほぼ全ての年齢群と地域で、新規症例報告数が微増~増加した。一方、遅れ報告を考慮した、新規に届出さ
れた診断時中等症以上・重症の症例は減少し、検査数、新規陽性者数、検査陽性率も微減~減少した。第 33
週は、増加と減少がともにみられたが、殆どの指標でレベルは依然として高く、今後も複数の指標を用いて、
状況・疫学の変化を迅速に捉え、リスク評価と適切な対応に繋げる事が重要である。

レベル*,**











地域
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄県


トレンド
増加
増加
微増
増加
増加
増加
増加
増加
増加
微増

レベル:人口 10 万対新規症例報告数が 15 未満は「低」、15~24 人は「中」、25 人以上は「高」と分類. トレンド:前週の新規
症例報告数との比較
**

HER-SYS と自治体公表情報でレベルが異なる場合は高い方のレベルを記載した。

~地域の定義~
東北: 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東: 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県
北陸: 新潟県、富山県、石川県、福井県
東海: 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
近畿: 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国: 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国: 徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州: 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

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