【健康管理を強化した宿泊療養施設等の活用例について】
・症状が悪化するリスクが一定程度ある患者向けに、医師・看護師の常駐や派
遣等により健康管理を強化した宿泊療養施設を用意
・提携医療機関が宿泊療養者に対するオンライン診療、訪問診療等を行う体制
を整備した宿泊療養施設を用意
・酸素が必要な患者に酸素投与を行える体制を整備した宿泊療養施設を用意
・早期退院患者の一時的退院先として宿泊療養施設を活用
【宿泊療養施設に係る人材確保等の体制例について】
・都道府県ナースセンターによる潜在看護職員の復職支援において、多くの看
護職員が宿泊療養施設に就業
・医療機関との連携、ネットワーク構築の必要性等にかんがみ、都道府県看護
協会に宿泊療養施設に係る業務を委託
・宿泊療養施設の事務系業務についてはホテルや民間事業者に委託
（参考）
・宿泊療養施設の更なる確保について（要請）(令和３年２月３日付け事務連
絡）
https://www.mhlw.go.jp/content/000733829.pdf
・今後の感染拡大に備えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備に
ついて（令和３年３月24日付け事務連絡）
https://www.mhlw.go.jp/content/000758011.pdf
・直近の感染状況を踏まえた医療提供体制について（令和４年７月 22 日付け
事務連絡）
https://www.mhlw.go.jp/content/000968062.pdf
２．救急医療の確保のための休止病床の活用について
○ 直近の感染状況においては、救急搬送困難事案について、多くの地域で非コ
ロナ疑い事案、コロナ疑い事案ともに高い水準が続き、複数の自治体では過去
最多を記録しているところであり、救急搬送困難事案が生じる原因の一つと
して、コロナ病床の確保に伴い、通常医療のための病床が不足していることが
指摘されている。
○ こうした状況に対応するために、各都道府県におかれては、地域の実情に応
じて、管内の医療機関に対し、新型コロナウイルス感染症に係る即応病床や、
それを確保するために休床としている病床（以下「休止病床」という。）につ
3