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病床や救急医療のひっ迫回避に向けた宿泊療養施設や休止病床の活用等について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00332.html
出典情報 病床や救急医療のひっ迫回避に向けた宿泊療養施設や休止病床の活用等について(8/19付 事 務連絡)《厚生労働省》
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ロン株の特性を踏まえた検査・保健・医療提供体制の点検・強化について」
(令和4年7月5日付け事務連絡)等により、引き続き、宿泊療養施設確保
計画に基づく確保を行っていただき、感染状況に応じた効率的・効果的な運
用を行っていただくこと等についてお示ししてきているところ。
○ 直近の感染状況においては、一部地域で今週先週比が1以下となったが、
全国的には全ての都道府県で前回の感染拡大を大きく超え、これまでで最も
高い感染レベルが継続している。
こうした状況において、入院治療が必要な患者が優先的に入院できる体制
を確保するには、上記の事務連絡中の2(1)及び「直近の感染状況を踏まえた
医療提供体制について」(令和4年7月22日付け事務連絡)中の1において
お願いしている、入院患者の転退院先の更なる確保の取組が重要である。
○ この点、各都道府県において、地域の実情に応じた取組を進めていただく
中で、高齢の感染者が増加していることを踏まえ、次項のとおり適切な療養
環境を備えた宿泊療養施設の活用例が見られることから、参考としていただ
きたい。
なお、「入院から自宅療養・宿泊療養への移行等について」(令和3年8
月2日付け事務連絡)でお示ししているとおり、いわゆる退院基準を満たす
以前でも、入院患者が医師に入院治療の必要ない軽症であると判断された場
合等には、転院のみならず自宅療養・宿泊療養に移っていただき、必要に応
じて適切な健康管理を行っていくことで対応することは可能であるところ、
この宿泊療養における適切な健康管理の体制の一例として、「今後の感染拡
大に備えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備について」(令和
3年3月24日付け事務連絡)において「健康管理を強化した宿泊療養施設」
をお示ししている。
これまでも、地域の感染状況に応じて、更に病床を補完する臨時の医療施
設や入院待機施設の整備をお願いしてきたところであるが、これらの施設の
他、健康管理を強化した宿泊療養施設の整備・体制強化は各地域の宿泊療養
施設を活用することで、現下の状況に迅速に対応することが可能であるの
で、参考としていただきたい。
おって、上記の令和4年7月22日付け事務連絡の3(3)でお示ししたと
おり、高齢者施設や健康管理を強化した宿泊療養施設等に対し医療従事者を
派遣する場合の派遣元医療機関等への補助上限額を拡充しているところであ
り、積極的な活用をお願いする。

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