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資料2 救急隊員等の行う観察・処置等に係る検討 (9 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-118.html
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会(第1回 8/4)《総務省》
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2 救急隊員等の行う観察・処置等に係る検討
(2) 救急隊員等が実施可能な応急処置等の見直し
③ その他の関連事項
 高規格救急自動車への電動ストレッチャー導入について
 高規格救急自動車の標準仕様(現行)

車内収容時は「防振架台」上へ

メインストレッチャーを車内収容するために「防振架台」を設置する仕様
となっており、以下の点が条件として明記されている。
メインストレッチャー架台の仕様
ⅰ) 900Nまでは正常に防振機能が作動できること
ⅱ) 水平左右方向の移動が可能な構造であること
※ 「高規格の救急自動車標準仕様検討報告書について」(平成18年9月8日
付け消防救第124号消防庁救急企画室長通知)より抜粋

一般的なメインストレッチャー(現行)

【防振架台】
ⅰ)防振性能 有
ⅱ)左右移動 可

電動ストレッチャーについて
車内収容時は専用固定装置上へ
※画像はストライカー社製

• 脚部の昇降を自動で行うことができ、救急隊員の身体的負担軽減や
女性活躍推進の面から有用との意見がある。(一部消防本部が導入済)
• 一方で、車内収容に当たって現状では既存の防振架台は利用できず、
専用の固定装置が必要とするが、防振機能、左右移動機能を有さないこ
とから、高規格救急自動車の標準仕様を満たさない。

電動で昇降

【専用固定装置】
ⅰ)防振性能 なし
ⅱ)左右移動 不可

×

電動ストレッチャー

メインストレッチャー架台は、応急処置等に直接関与しないものの、傷病者の搬送環境に影響を与える備品であり、
高規格救急自動車への積載のあり方について、以下の観点を踏まえて検討する。
(観点1)防振機能に関しては、走行中における傷病者の身体管理に係る科学的検証(令和5年度予算事業を予定)
(観点2)左右移動機能に関しては、処置等の際に必要に応じてスライドさせてスペースを確保する等といった、
救急搬送現場における必要性や許容範囲等

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