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資料2 救急隊員等の行う観察・処置等に係る検討 (5 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-118.html
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会(第1回 8/4)《総務省》
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2 救急隊員等の行う観察・処置等に係る検討
(1) 心臓病・脳卒中に関する観察・処置等の向上
③ 今年度の検討方針(案)
令和元年度

【救急業務のあり方に
関する検討会】

【日本循環器学会及び日本脳卒中学会】
 「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓
病その他の循環器病にかかる対策に関する基
本法」(平成30年法律第105号)の施行を受け、
心臓病や脳卒中が疑われる傷病者に対する救
急隊の観察・処置等について、消防庁へ提言。

 連絡会を設置し、救急隊
の救急活動・教育体制
への反映について検討。

【消防庁】
 「救急隊における観察・処置等に
ついて」(令和2年3月27日付け消防救
第83号消防庁救急企画室長通知)を
発出し、教育体制等について地域
実情に応じて検討を依頼。

令和3年度
 日本脳卒中学会からの追加の提言(抜粋)

 全国の各消防本部の取組状況(R3.8時点)

脳卒中が疑われる傷病者の観察項目のうち、
最も効果的な組合せに関する科学的検証を実施。

• 心臓病の観察項目に関するプロトコルを策定済み ・・・ 35.6%
• 救命士に対する循環器疾患の教育を実施している ・・・ 48.1%

 前回提言の7項目のうち6項目の観察を推奨する。
 検証結果を地域における搬送指標として活用する。

• 脳卒中の観察項目に関するプロトコルを策定済み ・・・ 46.7%
• 救命士に対する脳疾患の教育実施を実施している ・・・ 49.7%

令和4年度
【検討事項】日本循環器学会及び日本脳卒中学会からのこれまでの提言に係る検討
 心臓病や脳卒中が疑われる傷病者を医療機関へ適切に搬送するため、救急隊における病院前の観察・処置等の向上
を目指し、引き続き必要な対応について検討する。
論点(案)
1.令和3年度の日本脳卒中学会からの追加の提言
• 地域の実情に応じて、科学的検証の結果を救急隊の救急活動・教育体制へ反映し、搬送指標として活用する方策について。
2.令和元年度通知発出後の全国の各消防本部の取組状況
• 各消防本部における実態や課題等に関して、アンケート調査及びヒアリング等によって改めて精査・整理することについて。

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