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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021904.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第95回 7/28)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ
①-5
-ア
①-5
-イ

① 新規陽性者数

7 月 28 日 第 95 回モニタリング会議のコメント
(1) 今週、感染経路が明らかだった新規陽性者の感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 68.7%と最も多
かった。次いで施設(施設とは、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育所、学校等の教育施
設等」をいう。)及び通所介護の施設での感染が 15.2%、職場での感染が 6.6%であった。
(2) 1 月 3 日から 7 月 17 日までに、都に報告があった新規の集団発生事例は、福祉施設(高齢者施設・保育所
等)2,458 件、学校・教育施設(幼稚園・学校等)788 件、医療機関 277 件であった。
【コメント】
ア)無症状の検査希望者は、PCR 等検査無料化事業を利用するなど、検査目的の救急外来受診を控えることを
普及啓発する必要がある。
イ)少しでも体調に異変を感じる場合は、まず、外出、人との接触、登園・登校・出勤を控え、発熱や咳、咽頭
痛等の症状がある場合はかかりつけ医、発熱相談センター又は診療・検査医療機関に電話相談し、特に、症状
が重い場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。
ウ)今週も、10 代以下では施設で感染した割合が高く、10 歳未満では 22.7%、10 代では 26.5%と、高い値で
推移している。感染の拡大により、同居する保護者が欠勤せざるを得ないことも社会機能に影響を与える。保
育所・幼稚園や学校での感染拡大に警戒が必要である。
エ)会食は換気の良い環境で、できる限り短時間、少人数とし、会話時はマスクを着用し、大声での会話は控え
ることを繰り返し啓発する必要がある。
オ)職場での感染を防止するため、事業者は、従業員が体調不良の場合に受診や休暇取得を積極的に勧めると
ともに、テレワーク、オンライン会議、時差通勤の推進、換気の励行、3 密を回避する環境整備等の推進と、
基本的な感染防止対策を徹底することが引き続き求められる。

①-6

今週の新規陽性者 180,119 人のうち、無症状の陽性者が 17,823 人、割合は前週の 8.2%から 9.9%となった。
【コメント】
ア)今週も、症状が出てから検査を受けて陽性と判明した人の割合が高かった。
イ)無症状や症状の乏しい感染者からも、感染が広がっている可能性がある。症状がなくても感染源となるリ
スクがあることに留意して、日常生活を過ごす必要がある。

①-7

今週の保健所別届出数を多い順に見ると、世田谷で 13,445 人(7.5%)と最も多く、次いで多摩府中 12,389
人(6.9%)、大田区 10,120 人(5.6%)、江戸川 9,007 人(5.0%)、新宿区 8,522 人(4.7%)であった。
【コメント】
-4-