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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (10 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021904.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第95回 7/28)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

7 月 28 日 第 95 回モニタリング会議のコメント
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 7 月 25 日までの 29 週間に、新たに人工
呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 7 月 18 日までの 28 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)


⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 18 人から 7 月 27 日時点で 24 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 2 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 25 人(前週は 13 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 14 人(同
4 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 5 人であった(同 3 人)。
(3) 7 月 27 日時点で重症患者に準ずる患者は 64 人(前回は 47 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローによ
る呼吸管理を受けている患者が 23 人(同 21 人)、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 34 人
(同 23 人)、離脱後の不安定な患者が 7 人 (同 3 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 4.5 日、平均値は 5.6 日であった。
【コメント】
新規陽性者数の増加に伴い、重症患者数も増加する。重症患者数は、低い値で推移しているものの、今後の推

⑦ 重症患者数

移に警戒が必要である。
⑦-2

(1) 7 月 27 日時点の重症患者数は 24 人で、年代別内訳は 10 歳未満 2 人、10 代 2 人、20 代 1 人、30 代 1 人、40
代 2 人、50 代 2 人、60 代 1 人、70 代 10 人、80 代 2 人、90 代 1 人である。性別は、男性 15 人、女性 9 人で
あった。
(2) 人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合は 0.04%であった。年代別内訳は 40 代以下 0.01%、50 代 0.04%、
60 代以上 0.27%であった。
(3) 今週報告された死亡者数は 28 人(20 代 1 人、50 代 1 人、60 代 2 人、70 代 8 人、80 代 6 人、90 代 9 人、
100 歳以上 1 人)であった。7 月 27 日時点で累計の死亡者数は 4,637 人となった。
【コメント】
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