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資料2 がんゲノム医療中核拠点病院等の整備に関する指針(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26592.html
出典情報 がん診療提供体制のあり方に関する検討会 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第4回 7/4)《厚生労働省》
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2 研究の実施体制
研究の実施にあたっては、以下の要件を満たすこと。
(1) 「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月
23 日文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)が適用される研究
において、がん組織及び非がん組織等のペア検体を凍結保存する場合を含
め、患者の同意の下で、臓器横断的に検体が、適切に保管・管理される体制
が整備されていること。
(2) 組織検体の取扱いについて、「ゲノム研究用病理組織検体取扱い規程」(平
成 28 年3月 31 日日本病理学会策定)に基づき明文化されており、組織検体
が適切に処理・保管・管理される体制が整備されていること。
(3) 手術検体等生体試料を新鮮凍結保存可能な体制が整備されていること。
3 診療及び研究等の実績
(1) がん遺伝子パネル検査について、以下の実績を有すること。
連携するがんゲノム医療連携病院の症例も含めて、1 年間にがん遺伝子パ
ネル検査について、特に優れた実績を有すること。
(2) 遺伝カウンセリング等について、以下の実績を有すること。
① 遺伝性腫瘍に係る遺伝カウンセリング(血縁者に対するカウンセリングを
含む。)を、1年間に少なくとも 50 例程度に対して実施していること。
② エキスパートパネルにおいて生殖細胞系列のバリアントが同定または推定
された際の遺伝性腫瘍カウンセリングの到達率において優れた実績を有する
こと。
③ 遺伝カウンセリング及び遺伝性腫瘍カウンセリングの実施数について、現
況報告書で報告すること。
(3) 治験等の実施について、以下の実績を有すること。
① 自施設または連携するがんゲノム医療連携病院等でがん遺伝子パネル検査
を実施した患者のうち、エキスパートパネルで推奨された治療への到達、治
験等に到達した数について、特に優れた実績を有すること。
また他院へ紹介した症例も含めて、治療への到達状況について把握してい
ること。
② 新規の治験等を、申請時点よりさかのぼって、過去3年の間に、主導的に複
数件実施した実績があること。
4 連携体制・人材育成
がんゲノム医療拠点病院及びがんゲノム医療連携病院等との連携・人材育成に
ついて、以下の要件を満たすこと。
(1) がんゲノム医療拠点病院と連携し、地域におけるゲノム提供体制を充実す
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