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【資料2】小阪構成員提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_74300.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第14回 7/6)《厚生労働省》
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自身の診断や症状特性を理解すること
治療の目的や選択肢を知ること
薬物療法・非薬物療法の意味を理解すること
回復や生活の目標を自ら言語化できること
医師と対話することの重要性を理解すること
を支援するプロセスである。
これは、精神障害者に「正解」を教え込むことではなく、精神科医療を主体的に使い
こなす力を育てることにほかならない。
また、当事者の状態や状況は一様ではなく、症状の変動や認知機能の特性、生活環
境等により、医療への関わり方や意思決定への参加の在り方にも大きな幅が存在す
る。そのため、こうした多様性を前提とした柔軟な支援の在り方が求められる。
7.精神科医療の特徴としての「医療中断」と、その意思決定の尊重
精神科医療では、症状の変動、副作用、治療への不安、生活環境の変化などによ
り、通院が中断されやすい構造的特徴がある。
医療中断という行為は、治療への疑問、副作用への不安、治療目標の不明確さ、医
師との関係性など、当事者の価値観や判断が反映された一つの意思決定である。
したがって、医療中断を単なる問題として扱うのではなく、その意思決定を尊重
し、その背景を理解する姿勢が不可欠である。
他方で、精神科医療における医療中断は、症状悪化や再発、再入院、生活の破綻に
つながりやすいという現実もある。ここに、意思決定の尊重と、健康や生活を守るた
めのフォローの両立という精神科医療特有の課題が存在する。
良質な精神科外来診療とは、治療を一方向的に積み上げていく場ではなく、当事者
が疑問や違和感を表明し、必要に応じて治療の意味や方向性を問い直すことが許容さ
れている場である。そのような関係性が確保されてこそ、医療中断を含む意思決定も
尊重され、結果として中断を防ぐための対話や再接続が成立しうる。
外来診療が精神科医療の中心である以上、
中断理由の把握
中断者への再接続支援
中断を防ぐための共同意思決定
中断を生まない患者教育(診療場面における患者のエンパワメント)
は、外来診療の「良質さ」を測る重要な論点となる。
8.外来診療が相対的に「薄く扱われてきた」背景
精神科医療政策においては、これまで長期入院問題や精神病床の機能分化、地域移
行が最優先課題とされてきた。その結果として、精神科外来診療が実際に担っている
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