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参考資料3 (22 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20260626/zaiseia20260626.html
出典情報 財政制度等審議会 人口減少と不確実性の時代における国力の強化と財政運営(6/26)《財務省》
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資料Ⅲ-2-8

効率的な医療提供体制の構築

○ 高齢化・人口減少が進む中、より少ない人員で質の高い医療サービスが提供できるよう、効率的な医療提供体制を構築していくことが必要。
分散した小規模な病院を集約・再編し、入院機能を強化するとともに、外来においても、地域の診療所等のかかりつけ医機能を強化し、頻回
受診を必ずしも前提とせず、必要な時に必要な医療にアクセスできる体制を確保していくことが重要。短期的・集中的な治療を担う病院と、
長期的・継続的な健康管理を担うかかりつけ医との役割分担の下、地域全体で効率的・効果的に患者を支える体制の整備が求められる。
○ その際、「アウトカム重視」「質重視」な評価体系への転換を目指し、真に効果的・効率的な医療提供に資する医療DXを推進しつつ、医療
産業のコスト構造の見直しを行っていくことが不可欠。地域医療構想を始めとする各種枠組みにおいて小規模分散な体制からの脱却を図る
ための改革を着実に進めるとともに、「量の競争」から「質の競争」を促す「患者本位の報酬体系」とすべく、「出来高払い」から「包括払い」に
転換すべき。医療資源の有効活用と慢性疾患の患者への継続的な健康管理の両立の観点から、リフィル処方・長期処方の推進も重要。
◆外来報酬体系の包括払い化の重要性

◆ 地域における医療機関間の機能分担と連携のイメージ

特に慢性疾患へのケアでは、検査や受診の回数などの医療提供の量ではなく、患者の生活の
質(QOL)の維持・向上というアウトカムでの評価こそが望ましい。また、地域の医療資源を有
効に活用しつつ、病院・診療所・薬局の連携の下で患者を適時適切にフォロ-する体制を総合
的に評価する観点からは「包括払い」が合理的。
診療報酬体系において、アウトカム評価と包括払い化を一体的に推進することで、効率的に医
療を提供することが最適となるインセンティブ構造へと転換を図っていくべき。

急性期病院
短期的・集中的治療
による患者の救命

回復期病院
慢性期病院

【現状】

《 患者の状態に応じて連携 》
訪問看護
薬局

かかりつけ医

連携

12.1

15

包括払い

・治療・投薬を積み上げて評価

※疾患等に応じて定額で評価
(サブスクリプション)

症状が安定している患者に対して、医師の処方により医師及び薬剤師の適切な連携
の下で、一定期間内に、最大3回まで反復利用できる処方せんによる処方
処方

通常の処方

5
メキシコ

コスタリカ

スウェーデン

ノルウェー

ギリシャ

チリ

ポルトガル

アメリカ

エストニア

デンマーク

フィンランド

ルクセンブルグ

スイス

フランス

カナダ

スペイン

オーストラリア

スロベニア

イスラエル

ポーランド

ベルギー

コロンビア

チェコ

リトアニア

イタリア

ハンガリー

オランダ

ドイツ

トルコ

日本

韓国

(出所)OECD Data Explorer (2026年3月12日時点)

※個々の診察・検査

※生活の質や満足度の改善
を評価

◆ リフィル処方箋の概要

国民1人あたり年間12.1回
国民全体では年間約15億回

10

0

出来高払い

かかりつけ医をハブとした
患者本位の
長期的・継続的管理

◆ 1人あたり外来受診回数の国際比較(2022年)
(回)

アウトカム
評価中心

※医療を提供する体制を評価

連携

患者の生活基盤

【目指すべき方向】

ストラクチャー
評価中心

リフィル処方
長期処方

2回目 毎回の受診は患者の負担 3回目

患 者 の医 療
機関への受
診負担を軽
減しつつ、薬
剤師による
継続的な確
認が可能。

患者の負担は最も少ないが、定期的フォローアップができないため、
医師が長期的に安定的状態にあると認める患者に限られる。