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(別添2)安全性速報(ブルーレター) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000073061_00034.html
出典情報 「タブネオスカプセル 10mg」投与患者における重篤な肝機能障害に関する注意喚起について(5/21)《厚生労働省》
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[胆管消失症候群の概要2(死亡例)]
患者背景
性別・年齢
・体重
男性
60 代
59 kg

経過及び処置

使用理由
[合併症]
顕微鏡的多発血管炎
(再燃時の寛解再導入)
[高血圧症]
[脂質異常症]

投与 1 日目

本剤投与開始(30mg×2/日)。

投与 46 日目

尿がオレンジ色になった。

投与 50 日目
(発現日/中止日)

元々肝胆道系酵素は正常であったが、胆道系酵素上昇あり。
炎症反応は軽微。患者は血尿を訴えた。薬物性肝障害が発
現。ビリルビン尿、強い黄疸があり入院。薬物性肝障害を疑
い、本剤投与中止。胆管炎の併発の可能性を考慮し ERCP で
ENBD 留置およびセフォペラゾンナトリウム・スルバクタムナ
トリウム投与開始。
薬物性肝障害に対し、ウルソデオキシコール酸 300mg×3/日投
与開始。

発現 4 日目
発現 7 日目

肝生検実施。

発現 8 日目

薬物性肝障害に対し、茵ちん蒿湯 2.5g×3/日投与開始。

発現 18 日目

発現 20 日目

(肝生検結果)胆管減少を伴う門脈域の炎症と、中心静脈周囲
の胆汁うっ滞を認める像である。薬剤性肝障害としても矛盾
しないが、その他の原因は否定できない。胆管減少あり、臨
床・病理上、複数の既報があるタブネオスカプセルによる胆
管消失症候群と矛盾しないと判断した。
薬物性肝障害に対しプレドニゾロン 40mg/日に増量。

発現 28 日目

肺化膿症が疑われプレドニゾロン 30mg/日に減量。

発現 40 日目

薬物性肝障害に対しフェノバルビタール 120mg×1/日による支持療
法を追加。

発現 48 日目

ノカルジア等の感染症を併発。プレドニゾロン 15 ㎎/日に減量。

発現 53 日目

サイトメガロウイルス抗原陽性。発熱、下痢あり。

発現 56 日目

フェノバルビタール投与終了。

発現 59 日目

茵ちん蒿湯投与終了。

発現 61 日目

プレドニゾロンから注射用プレドニゾロンコハク酸エステルナト
リウム 20mg/日に変更。
サイトメガロウイルス抗原陽性。ガンシクロビル投与開始。

発現 62 日目
発現 63 日目

発現 68 日目

ウルソデオキシコール酸投与終了。
支持療法を行ったが所見は増悪の一途であり、ビリルビンが 20 程
度まで上昇。
サイトメガロウイルス抗原陰性。

発現 71 日目

緩和ケア科の介入開始、フェンタニルクエン酸塩投与開始。

発現 83 日目

肝障害改善なく、多臓器不全が進行、患者は死亡。
剖検実施。臓器への黄疸が著明であった。肝不全による循環血流
減少が疑われる。

臨床検査値
投与 18 日目

投与 41 日目

発現 18 日目

発現 46 日目

発現 67 日目

発現 78 日目

-

投与 50 日目
(発現/中止日)
134

36

84

86

57

25

442

91

92

30

31

-

597

270

316

411

395

244

500

539

401

19.4

27.6

24

20.1

検査項目

単位

AST

[IU]/L

17

ALT

[IU]/L

42

γ-GTP

[IU]/L

43

ALP

[IU]/L

59

-

353

総ビリルビン

mg/dL

0.8

-

7.9

-:データなし
併用薬(被疑薬):プレドニゾロン、リツキシマブ(遺伝子組換え)、アトバコン、ランソプラゾール、レパグリニド、アレンドロン酸ナトリウム
水和物、レンボレキサント、イフェンプロジル酒石酸塩、ロスバスタチンカルシウム、ミラベグロン

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