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医薬品経腸栄養剤適正使用指針 (5 ページ)

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出典情報 医薬品経腸栄養剤適正使用指針 公表(5/8)《日本栄養治療学会、日本在宅医療連合学会、日本老年医学会、日本サルコペニア・フレイル学会》
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が望ましい。
3-3-6. 栄養補給が必要にもかかわらず、臨床的・経済的状況から患者・家族自身では食品の選択・購入
が困難であると医師が判断した患者
経済的脆弱層や老々介護世帯、独居高齢者世帯、患者あるいは介護者が認知症や精神疾患等に罹
患している世帯、僻地・過疎地・離島など物理的アクセス制約のある地域世帯の患者では、患者自
身による食品の選択・購入が困難なケースが考えられる。
医薬品経腸栄養剤の処方に際しては、栄養補給を必要とする病状詳記とともに、上述の例のよう
な患者・家族自身では食品の選択・購入が困難であると判断した旨の記載を推奨する。
4. 処方後のモニタリング
栄養ケアプロセスは、栄養状態の評価、栄養診断、栄養介入、栄養モニタリングと再評価、の 4
段階で構成される。従って、医薬品経腸栄養剤の処方のみで栄養ケアプロセスが完結するものでは
なく、処方後には適時栄養モニタリングと再評価を行う必要がある。特に、ONS においては服薬
アドヒアランスを定期的に評価し、アドヒアランスが低下する場合には経腸栄養剤の種類やフレー
バーを患者の希望やニーズにあわせて変更することも考慮するべきである。また、残薬が確認され
た場合には、医師・薬剤師等で連携の上、処方内容の調整や服薬タイミングの指導等の対策を検討
することが望ましい。
5. おわりに
今般策定した医薬品経腸栄養剤適正使用指針は、今後得られる情報に基づき、必要に応じて改訂
していくこととする。医薬品経腸栄養剤を必要とする患者に、有効かつ安全に使用していただくた
めにも、医薬品経腸栄養剤の使用にあたっては、適正使用指針の内容を十分ご理解いただき、適正
使用に努めていただくようお願いする。