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総-4-1最適使用推進ガイドライン(デペモキマブ(気管支喘息)) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第649回 4/8)《厚生労働省》
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3.

臨床成績
気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症又は難治の患者に

限る)の承認時に評価を行った主な臨床試験の成績を示す。
国際共同第Ⅲ相試験(213744 試験)
【試験の概要】
中用量又は高用量の吸入ステロイド薬(以下、「ICS」)及びその他の 1 剤以上の長期管理
薬1)を使用してもコントロール不良な成人及び 12 歳以上の小児の気管支喘息患者で、血中好
酸球数が試験開始時に 150/μL 以上又は過去 12 カ月以内に 300/μL 以上であった患者 380 例
(日本人 59 例を含む)を対象に、本剤の有効性及び安全性を検討するため、プラセボ対照無
作為化二重盲検並行群間比較試験が実施された。
用法・用量は、本剤 100 mg 又はプラセボを 26 週間間隔で 2 回皮下投与することと設定さ
れ、ベースライン時に受けていた気管支喘息の標準治療(ICS 及び ICS 以外の 1 剤以上の長
期管理薬(経口ステロイド薬(以下、「OCS」)の使用の有無は問わない))は試験期間を通
じて一定用量で継続することと規定された。試験期間中、救済薬として、アルブテロール/
サルブタモール定量噴霧式吸入器の使用が許容された。
主要評価項目は投与 52 週時までの年間喘息増悪発現率2)とされた。
対象となった患者は、12 歳以上の気管支喘息患者で、以下の基準を満たすこととされた。
(主な選択基準)


スクリーニング前の 12 カ月間に中用量又は高用量の ICS3)を定期的に使用(OCS の使用
は問わない)かつ ICS の他に 1 剤以上の長期管理薬 1)を 3 カ月以上使用している



スクリーニング時に以下に示す気流閉塞が認められる


18 歳以上:気管支拡張薬投与前の FEV1 が予測値の 80%未満



17 歳以下:気管支拡張薬投与前の FEV1 が予測値の 90%未満、又は FEV1/FVC 比が
0.8 未満



血中好酸球数に関する基準(スクリーニング前 12 カ月以内に血中好酸球数が 300/µL 以
上又はスクリーニング時の血中好酸球数が 150/µL 以上)を満たす



スクリーニング前 12 カ月以内に全身性ステロイド薬(筋肉内、静脈内又は経口)を必要
とする喘息増悪が 2 回以上確認された

【結果】
(有効性)
有効性の主要評価項目である投与 52 週時までの年間喘息増悪発現率は表 1 のとおりであ
り、本剤群とプラセボ群の対比較において統計学的に有意な差が認められた。
1)

長時間作用性 β2 刺激薬、長時間作用性抗コリン薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬、テオフィリン等
次の①~③の対応が必要な喘息の悪化を喘息増悪と定義した。①全身性ステロイド薬(静脈内又は経口)の 3 日以上の
使用、②全身性ステロイド薬(筋肉内)の使用、③入院又は救急外来の受診。なお、維持療法として全身性ステロイド
薬を投与中の患者は維持用量の 2 倍以上の用量を 3 日間以上投与した場合に「全身性ステロイド薬の使用」と取り扱っ
た。
3)
フルチカゾンプロピオン酸エステル(以下、「FP」)440 µg/日以上相当。(本邦から参加した患者では FP 400 µg/日以
上相当。15 歳以下は FP 200 µg/日以上相当)
2)

4