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総-4-1最適使用推進ガイドライン(デペモキマブ(気管支喘息)) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第649回 4/8)《厚生労働省》
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6.

投与に際して留意すべき事項

1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者については本剤の投与が禁忌であるため、
投与しないこと。
2) アナフィラキシー(頻度不明)があらわれることがある。本剤投与時には観察を十分に
行い、異常がみられた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3) 本剤は IL-5 と結合し、IL-5 の機能を阻害することにより血中好酸球数を減少させる。好
酸球は一部の寄生虫(蠕虫)感染に対する免疫応答に関与している可能性があるため、
蠕虫感染患者に対しては、本剤投与開始前に蠕虫感染を治療すること。患者が本剤投与
中に蠕虫類に感染し、抗蠕虫薬による治療が無効な場合には、本剤投与の一時中止を考
慮すること。
4) 本剤の投与によって合併する他の好酸球関連疾患の症状が変化する可能性があり、当該
好酸球関連疾患に対する適切な治療を怠った場合、症状が急激に悪化し、喘息等では死
亡に至るおそれもある。本剤の投与中止後の疾患管理も含めて、本剤投与中から、合併
する好酸球関連疾患を担当する医師と適切に連携すること。患者に対して、医師の指示
なく、それらの疾患に対する治療内容を変更しないよう指導すること。
5) 投与前の血中好酸球数が多いほど本剤の気管支喘息増悪発現に対する抑制効果が大きい
傾向が認められている。また、データは限られているが、投与前の血中好酸球数が少な
い患者では、十分な気管支喘息増悪抑制効果が得られない可能性がある。本剤の作用機
序及び臨床試験で認められた投与前の血中好酸球数と有効性の関係を十分に理解し、患
者の血中好酸球数を考慮した上で、適応患者の選択を行うこと。
6) 本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので、
急性の発作に対しては使用しないこと。
7) 長期ステロイド療法を受けている患者において、本剤投与開始後にステロイド薬を急に
中止しないこと。ステロイド薬の減量が必要な場合には、医師の管理下で徐々に行うこ
と。
8) 本剤の投与期間中に喘息に関連した事象及び喘息の悪化があらわれることがある。本剤
の投与開始後に喘息症状がコントロール不良であったり、悪化した場合には、医師の診
察を受けるよう患者に指導すること。
9) 電子化された添付文書に加え、製造販売業者が提供する資料等に基づき本剤の特性及び
適正使用のために必要な情報を十分理解してから使用すること。
10)本剤の RMP を熟読し、安全性検討事項を確認すること。

【引用文献】
1.

日本アレルギー学会「喘息予防・管理ガイドライン 2024」

2.

日本小児アレルギー学会「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン 2023」

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