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資料1-3 ワーキンググループにおける評価結果【No.2025-2】 (3 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_72007.html |
| 出典情報 | 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第40回 3/26)《厚生労働省》 |
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動による塞栓症の予防を目的として経カテーテル治療が広く行われており、術中モニタ
リングにおいては既に経食道心エコー(TEE)及び二次元心腔内エコー(2D-ICE)が用い
られているが、それぞれ利点及び問題点を有する。
TEE1は、術中モニタリング用イメージングのゴールデンスタンダードであり、3D エコ
ー図や 3D データから切り出す 2D 断面画像は詳細な病変の観察、任意の断面での距離・
面積・容積の計測に有用である。一方で、全身麻酔を要する侵襲を伴う検査法であるた
め、他の疾患や既往等を起因とした使用禁忌や麻酔によるリスク、食道や胃の損傷によ
る出血及び穿孔等の偶発症が問題として挙げられる。
2D-ICE1 は、心房中隔欠損閉鎖等における術中モニタリングとして局所麻酔下で術者が
自らエコーを行うことが可能であり TEE よりも患者の苦痛が少ない。一方で、操作には
習熟を要し、観察可能領域が TEE よりも制限されることや二次元画像かつ低画質である
ことから、3 次元撮像が不要な術式での単独使用又は TEE と併用した補助的な使用など、
その用途は限定的である。
本要望品目(3D-ICE)は、2D-ICE と同様に心腔内エコーによるイメージングデバイス
であり、心腔内から近距離で直接撮像するため、構造物や遮蔽物の影響を受けにくく明
瞭な画像が得られる。また、2D-ICE と比較して 13 倍以上の超音波素子を網羅的に配置
することにより高画質かつ TEE 同様のリアルタイム 2D/3D イメージングが可能である。
得られた 3D イメージから任意の角度で 2D 断面画像を再構成できるため、カテーテル操
作を最小限に抑え、心膜穿刺や心膜液貯留の発生抑制が期待される2。
①NUVISION Ultrasound Catheter 及び②VeriSight Pro ICE Catheter の臨床成績について、
要望学会から以下のとおり説明された。
① NUVISION Ultrasound Catheter(3D-ICE)について、有効性及び安全性に関する 2DICE 及び TEE との比較が行われた。
3D-ICE と 2D-ICE でのイメージング評価を比較した前向きレジストリ(3D-ICE:
54 例、2D-ICE:220 例)3においては、主要評価項目として設定された「手術的
成功及び術後フォローアップ TEE 評価における完全な左心耳閉鎖との複合評
価」については、2D-ICE で 97.3%、3D-ICE で 98.1%となり同等であったが、サ
イズ選択における ICE と透視との整合性(デバイスサイズの一致率)は 2D-ICE
で 79.1%、3D-ICE で 96.3%であり、3D-ICE が有意であった(p = 0.005)。副次評
価項目とされた「周術期のデバイス再捕捉/再配置及び術後フォローアップ TEE
評価における不完全な左心耳閉鎖の複合評価」については、2D-ICE 患者が 45.9%
であったのに対して 3D-ICE 患者は 31.5%であり(p = 0.065)、2D-ICE に比べて
3D-ICE は周術期のデバイス再捕捉/再配置の発生率の低下傾向が見られた。以上
のことから、NUVISION Ultrasound Catheter の有効性及び安全性について 2D-ICE
と同等以上であることが示された。
3D-ICE と TEE でのイメージング評価を比較した単施設後ろ向き観察研究(3D
ICE:46 例、TEE:75 例)4においては、3D-ICE 及び TEE どちらにおいても左心
耳の不完全閉鎖及びデバイス周囲漏れ(> 5 mm)や、脳卒中や死亡率等のデバイ
ス関連の合併症は発生しなかった。また、カテーテル室入室時間に関して 3D-ICE
(66.7 ± 34.4 分)は TEE(90.2 ± 24.3 分)と比較して顕著な短縮が認められたが、
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リングにおいては既に経食道心エコー(TEE)及び二次元心腔内エコー(2D-ICE)が用い
られているが、それぞれ利点及び問題点を有する。
TEE1は、術中モニタリング用イメージングのゴールデンスタンダードであり、3D エコ
ー図や 3D データから切り出す 2D 断面画像は詳細な病変の観察、任意の断面での距離・
面積・容積の計測に有用である。一方で、全身麻酔を要する侵襲を伴う検査法であるた
め、他の疾患や既往等を起因とした使用禁忌や麻酔によるリスク、食道や胃の損傷によ
る出血及び穿孔等の偶発症が問題として挙げられる。
2D-ICE1 は、心房中隔欠損閉鎖等における術中モニタリングとして局所麻酔下で術者が
自らエコーを行うことが可能であり TEE よりも患者の苦痛が少ない。一方で、操作には
習熟を要し、観察可能領域が TEE よりも制限されることや二次元画像かつ低画質である
ことから、3 次元撮像が不要な術式での単独使用又は TEE と併用した補助的な使用など、
その用途は限定的である。
本要望品目(3D-ICE)は、2D-ICE と同様に心腔内エコーによるイメージングデバイス
であり、心腔内から近距離で直接撮像するため、構造物や遮蔽物の影響を受けにくく明
瞭な画像が得られる。また、2D-ICE と比較して 13 倍以上の超音波素子を網羅的に配置
することにより高画質かつ TEE 同様のリアルタイム 2D/3D イメージングが可能である。
得られた 3D イメージから任意の角度で 2D 断面画像を再構成できるため、カテーテル操
作を最小限に抑え、心膜穿刺や心膜液貯留の発生抑制が期待される2。
①NUVISION Ultrasound Catheter 及び②VeriSight Pro ICE Catheter の臨床成績について、
要望学会から以下のとおり説明された。
① NUVISION Ultrasound Catheter(3D-ICE)について、有効性及び安全性に関する 2DICE 及び TEE との比較が行われた。
3D-ICE と 2D-ICE でのイメージング評価を比較した前向きレジストリ(3D-ICE:
54 例、2D-ICE:220 例)3においては、主要評価項目として設定された「手術的
成功及び術後フォローアップ TEE 評価における完全な左心耳閉鎖との複合評
価」については、2D-ICE で 97.3%、3D-ICE で 98.1%となり同等であったが、サ
イズ選択における ICE と透視との整合性(デバイスサイズの一致率)は 2D-ICE
で 79.1%、3D-ICE で 96.3%であり、3D-ICE が有意であった(p = 0.005)。副次評
価項目とされた「周術期のデバイス再捕捉/再配置及び術後フォローアップ TEE
評価における不完全な左心耳閉鎖の複合評価」については、2D-ICE 患者が 45.9%
であったのに対して 3D-ICE 患者は 31.5%であり(p = 0.065)、2D-ICE に比べて
3D-ICE は周術期のデバイス再捕捉/再配置の発生率の低下傾向が見られた。以上
のことから、NUVISION Ultrasound Catheter の有効性及び安全性について 2D-ICE
と同等以上であることが示された。
3D-ICE と TEE でのイメージング評価を比較した単施設後ろ向き観察研究(3D
ICE:46 例、TEE:75 例)4においては、3D-ICE 及び TEE どちらにおいても左心
耳の不完全閉鎖及びデバイス周囲漏れ(> 5 mm)や、脳卒中や死亡率等のデバイ
ス関連の合併症は発生しなかった。また、カテーテル室入室時間に関して 3D-ICE
(66.7 ± 34.4 分)は TEE(90.2 ± 24.3 分)と比較して顕著な短縮が認められたが、
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