よむ、つかう、まなぶ。
参考資料5 次期医師確保計画策定ガイドラインにおける医師養成過程の取組に係る見直しの論点等 (12 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_68539.html |
| 出典情報 | 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和7年度第4回 1/21)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
令和7年11月12日
第12回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会
資料1
医学部定員における地域枠等の取組
現状や課題
○
医学部定員における地域枠等は、地域における医師不足の解消や医師偏在の是正を目的に、地域に根ざした医師を計画的に養成・確保
する仕組みであり、地域に強い関心や定着意欲を有する学生を受け入れることで、地域における安定的な医師確保につながることが期待
される。
○
医学部卒業後の比較的若手である医籍登録後3~5年目の医師の動向をみると、自県の大学出身者の占める割合や自県の大学卒業者の
定着率には都道府県ごとに大きなばらつきがある一方で、地域枠や地元出身者は地域への定着に係る意向の割合が高い。そのため、医学
部における地域枠等の設置やキャリア形成支援は、地域における医師確保の観点から重要である。
○
こうした中、医師養成数については、生産年齢人口の減少や医療需要の変化等の我が国の置かれた状況や、医学部定員に係る取組の効
果の発揮には一定の期間を要することを踏まえ、中長期的な視点に立ち、地域における医師確保に大きな影響が生じない範囲で、適正化
を図る方向性としている。
○
現行の医師確保計画策定ガイドラインでは、医学部定員における地域枠等の設定根拠として主に必要医師数など量的指標に基づいてい
るが、都道府県ごとに傾向の異なる医師の動向や定着意向等の地域の実情を踏まえた対応は十分とはいえない。
○
また、地域枠の運用をみると、都道府県ごとの配置状況等が異なっていることを踏まえ、地域枠制度をより実効的で効果のあるものと
する必要がある。
論点
○ 医学部定員における地域枠や地元出身者枠の定員設定にあたって、地域の特性を適切に踏まえる観点から、これまでの地域枠数の実績等に
加えて、都道府県ごとの医師の流入や流出状況、地域枠以外を含む定着意向等の状況を地域で分析することが重要ではないか。
また、自県における地域枠医師の配置状況や従事要件が明けた地域枠医師の地域への定着状況等についての把握や分析が重要ではないか。
○ 地域枠や地元出身者枠を設定するにあたって、前述の分析を踏まえ、地域医療に必要な医師を安定的に確保するとともに、人口減少等の状
況にも対応するため、これまでに養成した地域枠医師の定着の促進、地域の大学を卒業した医師の地域への定着・出戻りを図る対応、医師養
成過程に関する制度も活用した都道府県間での医師の人的交流等について、取り組むことが考えられるのではないか。
必要な地域枠等を新たに設置する場合は、今後は原則として恒久定員内で設置することについて、検討する必要があるのではないか。
○ 地域枠以外の医学生についても、地元出身者等に対して、早期から地域医療への関心や定着意欲を育む取組が重要ではないか。
○ これらの取組を進めるにあたっては、地域における医師養成を担う大学と、在学中の医学生に対する地域の定着に向けた取組や地域の医療
ニーズに応じた卒業後の研修環境の整備等の協議を行い、地域医療の実情に応じて検討することが重要ではないか。
12
第12回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会
資料1
医学部定員における地域枠等の取組
現状や課題
○
医学部定員における地域枠等は、地域における医師不足の解消や医師偏在の是正を目的に、地域に根ざした医師を計画的に養成・確保
する仕組みであり、地域に強い関心や定着意欲を有する学生を受け入れることで、地域における安定的な医師確保につながることが期待
される。
○
医学部卒業後の比較的若手である医籍登録後3~5年目の医師の動向をみると、自県の大学出身者の占める割合や自県の大学卒業者の
定着率には都道府県ごとに大きなばらつきがある一方で、地域枠や地元出身者は地域への定着に係る意向の割合が高い。そのため、医学
部における地域枠等の設置やキャリア形成支援は、地域における医師確保の観点から重要である。
○
こうした中、医師養成数については、生産年齢人口の減少や医療需要の変化等の我が国の置かれた状況や、医学部定員に係る取組の効
果の発揮には一定の期間を要することを踏まえ、中長期的な視点に立ち、地域における医師確保に大きな影響が生じない範囲で、適正化
を図る方向性としている。
○
現行の医師確保計画策定ガイドラインでは、医学部定員における地域枠等の設定根拠として主に必要医師数など量的指標に基づいてい
るが、都道府県ごとに傾向の異なる医師の動向や定着意向等の地域の実情を踏まえた対応は十分とはいえない。
○
また、地域枠の運用をみると、都道府県ごとの配置状況等が異なっていることを踏まえ、地域枠制度をより実効的で効果のあるものと
する必要がある。
論点
○ 医学部定員における地域枠や地元出身者枠の定員設定にあたって、地域の特性を適切に踏まえる観点から、これまでの地域枠数の実績等に
加えて、都道府県ごとの医師の流入や流出状況、地域枠以外を含む定着意向等の状況を地域で分析することが重要ではないか。
また、自県における地域枠医師の配置状況や従事要件が明けた地域枠医師の地域への定着状況等についての把握や分析が重要ではないか。
○ 地域枠や地元出身者枠を設定するにあたって、前述の分析を踏まえ、地域医療に必要な医師を安定的に確保するとともに、人口減少等の状
況にも対応するため、これまでに養成した地域枠医師の定着の促進、地域の大学を卒業した医師の地域への定着・出戻りを図る対応、医師養
成過程に関する制度も活用した都道府県間での医師の人的交流等について、取り組むことが考えられるのではないか。
必要な地域枠等を新たに設置する場合は、今後は原則として恒久定員内で設置することについて、検討する必要があるのではないか。
○ 地域枠以外の医学生についても、地元出身者等に対して、早期から地域医療への関心や定着意欲を育む取組が重要ではないか。
○ これらの取組を進めるにあたっては、地域における医師養成を担う大学と、在学中の医学生に対する地域の定着に向けた取組や地域の医療
ニーズに応じた卒業後の研修環境の整備等の協議を行い、地域医療の実情に応じて検討することが重要ではないか。
12