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【参考資料1】参考資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67949.html
出典情報 第209回社会保障審議会医療保険部会、第9回高額療養費制度の在り方に関する専門委員会 合同開催(12/25)《厚生労働省》
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長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の患者負担の見直し
制度の概要

参考:後発医薬品割合(数量ベース)の推移

既に後発品がある中で、患者の選択に基づいて先発品を調剤する場合に、
先発品と後発品の薬価差の1/4相当を、「特別の料金」として患者にご負
担いただくもの。

本制度の施行
(R6.10)

令和6年10月から、保険外併用療養費制度の「選定療養」として実施。

86.6%
(R6.9)

■例外措置(以下の場合は「特別の料金」の徴収対象外)


先発品を使うことに医療上の必要性があると医師が判断した場合



後発品の薬局在庫が無いなど、後発品を提供することが困難な場合

90.6%
(R7.3)

上昇

考え方
施行後、後発品への置き換え率が上昇し、一定の効果があったが、後発
品の需要増に伴い、供給不安の問題も生じている。

参考:医療用医薬品の限定出荷・供給停止の推移

このような状況や、患者の経済的負担の変化にも配慮しつつ、


医薬品のライフサイクルの目指すべき姿

・ 医療保険制度の持続可能性の確保や、現役世代の保険料負担を含む国
民負担の軽減
といった観点を踏まえて、創薬イノベーションや後発品の使用を更に推進
していく必要がある。

見直し案
「特別の料金」を先発品と後発品の薬価差の1/2以上に引き上げる。

限定出荷割合

供給停止割合

限定出荷・供給停止品目数計

35.0%

3,500

30.0%
25.0%
20.0%
15.0%

10.0%

2,194 2,137

2,174 2,136
2,079 2,115

3,000
2,0352,017 1,933

2.8% 2.8% 2.8% 2.8% 2.9% 2.8% 3.0% 2.9%

1,879 1,8391,821

2.9% 2.9% 3.1% 3.0%

2,500

2,000
1,500

1,000

5.0% 11.4%11.0%10.8%11.2%11.3%11.3%10.4%10.4% 9.8% 9.4% 9.0% 9.0%

500

0.0%

0
R6.9 R6.10R6.11R6.12 R7.1 R7.2 R7.3 R7.4 R7.5 R7.6 R7.7 R7.8
※限定出荷の理由としては、「需要増」が最多(793品目)。

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