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3 先進医療Bの総括報告書に関する評価について(別紙3-4)[1.5MB] (5 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00111.html |
| 出典情報 | 先進医療会議(第149回 12/4)《厚生労働省》 |
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総合的なコメント欄
5-ASA製剤に効果不十分又は不耐となった軽症から中等
症の左側・全大腸炎型の潰瘍性大腸炎患者に対して、抗
菌薬併用腸内細菌叢移植療法を多施設単群試験により評
価し、優れた寛解率と安全性を示した。患者背景や時代
背景などが異なるものの、ヒストリカルコントロールと
比較しても寛解率が高く、本疾患の治療オプションの一
つとして期待される。今後、適切な治療タイミングや患
者層、ドナーや移植材料確保の体制など、検討が必要で
ある。
薬事未承認の医薬品等
単群であるが、ヒストリカルコントロール群における有効
を伴う医療技術の場
性を参考として研究デザインが設計されており、今後の比
合、薬事承認申請の効
較試験などによる薬事申請の参考に資する成績と評価され
率化に資するかどうか
る。
等についての助言欄
副担当: 上村構成員
有効性
A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他
コメント欄: FMT 治療開始後 8 週時における寛解率は 45.9%(90%信頼区間:31.8
~60.6%)と得られ、国内第 3 相試験による RCT 論文におけるプラセボ群の左側・
全大腸炎型患者の寛解率 20.5%を参照して設定した閾値 21%を上回り、帰無仮説が
棄却される結果となった。閾値設定の根拠として用いた外部対照については、左
側・全大腸炎型患者 39 例を対象とした背景情報は公表されておらず本研究 37 名
と直接的な比較は困難であるものの、寛解が困難な全大腸型の比率がプラセボ群
と比較して本研究で高い傾向にあった。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
5
5-ASA製剤に効果不十分又は不耐となった軽症から中等
症の左側・全大腸炎型の潰瘍性大腸炎患者に対して、抗
菌薬併用腸内細菌叢移植療法を多施設単群試験により評
価し、優れた寛解率と安全性を示した。患者背景や時代
背景などが異なるものの、ヒストリカルコントロールと
比較しても寛解率が高く、本疾患の治療オプションの一
つとして期待される。今後、適切な治療タイミングや患
者層、ドナーや移植材料確保の体制など、検討が必要で
ある。
薬事未承認の医薬品等
単群であるが、ヒストリカルコントロール群における有効
を伴う医療技術の場
性を参考として研究デザインが設計されており、今後の比
合、薬事承認申請の効
較試験などによる薬事申請の参考に資する成績と評価され
率化に資するかどうか
る。
等についての助言欄
副担当: 上村構成員
有効性
A.従来の医療技術を用いるよりも、大幅に有効であ
る。
B.従来の医療技術を用いるよりも、やや有効である。
C.従来の医療技術を用いるのと、同程度である。
D.従来の医療技術を用いるよりも、劣る。
E.その他
コメント欄: FMT 治療開始後 8 週時における寛解率は 45.9%(90%信頼区間:31.8
~60.6%)と得られ、国内第 3 相試験による RCT 論文におけるプラセボ群の左側・
全大腸炎型患者の寛解率 20.5%を参照して設定した閾値 21%を上回り、帰無仮説が
棄却される結果となった。閾値設定の根拠として用いた外部対照については、左
側・全大腸炎型患者 39 例を対象とした背景情報は公表されておらず本研究 37 名
と直接的な比較は困難であるものの、寛解が困難な全大腸型の比率がプラセボ群
と比較して本研究で高い傾向にあった。
安全性
A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
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