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【資料5】行動制限について (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66485.html |
| 出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第12回 12/1)《厚生労働省》 |
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行動制限について②
これまでの主なご意見
(行動制限最小化に向けた取組)
○ 身体的拘束の最小化に向けては、身体的拘束を全く行わないという組織風土の醸成が重要であり、病院の中の組織
体制が非常に重要。
○ 既に行動制限最小化という考えが定着されている病院では、行動制限を要するような状態にならないように日頃か
らケアを小まめに行っている。
○ 継続的かつ実践的に結果が出るような好事例を共有していくということも重要。推進する研修・教材・好事例など、
前向きなものがしっかりと現場で具現化できるような仕組みの構築をするべき。
○ 好事例を用いた展開のためには、ピアレビューで病院同士が互いに行動制限最小化の成果を見合うことが効果があ
る。
○ 患者の状態ごとに分けて考えていくことが必要。救急急性期の興奮が強い状況や自殺が切迫している状況でなけれ
ば、看護師等が個別に対応することで隔離しなくて済むようにすることはできる。また、認知症者や高齢者の転倒転
落予防のためには、補助具の取扱いなど、技術的なことも含めて考えていけばよいのではないか。
○ 身体的拘束への具体的な実践として、点滴等を看護職員の多い時間帯での実施にすることや苦痛や違和感を最小に
する固定方法に工夫すること、低床ベッドや衝撃低減マット等により転倒時のリスクを低減すること、多職種により
生活リズムを整えることや睡眠状態を改善することによる転倒リスクの低減等があげられる。
○ 看護職、リハビリテーション職、心理職、ソーシャルワーカーも含めて多職種で見守ることで、身体的拘束を最小
化し、事故を防いでいく取組につながる。
○ 多職種・ピアスタッフを含めた入院当事者との話し合いをとにかく行うことで、行動制限最小化に向けた話がより
でやすくなる。
○ 医療従事者への研修に加えて、腑に落ちるような経験というものを併せてしていくことが重要なのではないか。当
事者を交えた振り返りを行うプロセスや、病院の風土を変えていくために、ピアサポーターの方に病院に入っても
らったり、振り返りの場に同席をしてもらったりすることなどが、腑に落ちる経験につながるのではないか。
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これまでの主なご意見
(行動制限最小化に向けた取組)
○ 身体的拘束の最小化に向けては、身体的拘束を全く行わないという組織風土の醸成が重要であり、病院の中の組織
体制が非常に重要。
○ 既に行動制限最小化という考えが定着されている病院では、行動制限を要するような状態にならないように日頃か
らケアを小まめに行っている。
○ 継続的かつ実践的に結果が出るような好事例を共有していくということも重要。推進する研修・教材・好事例など、
前向きなものがしっかりと現場で具現化できるような仕組みの構築をするべき。
○ 好事例を用いた展開のためには、ピアレビューで病院同士が互いに行動制限最小化の成果を見合うことが効果があ
る。
○ 患者の状態ごとに分けて考えていくことが必要。救急急性期の興奮が強い状況や自殺が切迫している状況でなけれ
ば、看護師等が個別に対応することで隔離しなくて済むようにすることはできる。また、認知症者や高齢者の転倒転
落予防のためには、補助具の取扱いなど、技術的なことも含めて考えていけばよいのではないか。
○ 身体的拘束への具体的な実践として、点滴等を看護職員の多い時間帯での実施にすることや苦痛や違和感を最小に
する固定方法に工夫すること、低床ベッドや衝撃低減マット等により転倒時のリスクを低減すること、多職種により
生活リズムを整えることや睡眠状態を改善することによる転倒リスクの低減等があげられる。
○ 看護職、リハビリテーション職、心理職、ソーシャルワーカーも含めて多職種で見守ることで、身体的拘束を最小
化し、事故を防いでいく取組につながる。
○ 多職種・ピアスタッフを含めた入院当事者との話し合いをとにかく行うことで、行動制限最小化に向けた話がより
でやすくなる。
○ 医療従事者への研修に加えて、腑に落ちるような経験というものを併せてしていくことが重要なのではないか。当
事者を交えた振り返りを行うプロセスや、病院の風土を変えていくために、ピアサポーターの方に病院に入っても
らったり、振り返りの場に同席をしてもらったりすることなどが、腑に落ちる経験につながるのではないか。
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