よむ、つかう、まなぶ。
【資料5】行動制限について (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66485.html |
| 出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第12回 12/1)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
行動制限について①
これまでの主なご意見
(行動制限について)
○ 当事者は医療者の想像もつかないような経験をしている可能性がある。その中で医療者が思いをくみ取り、心の傷
に寄り添うことで、信頼できるようになる。
○ 強制的な治療では、患者は無力感の中で心の傷をより深める。
○ 当事者としては、身体的拘束を始めとする行動制限に頼らない治療のためには、医療従事者に対して、時間をかけ
て丁寧に患者の気持ちや想いを汲み取ることや、不穏が顕著な時こそ患者との丁寧な関わりや十分な時間をかけた診
療等を行うことを望む。
○ 家族としては、隔離・身体的拘束が治療の一環として行われているという前提があるために、仕方ない、やむを得
ないと受け入れざるを得ない状況があるけれども、本当はさせたくはないというのが家族の思い。
○ 身体的拘束を行ったことに起因すると思われる医療事故と、身体的拘束を行っていれば防止できたと思われる医療
事故がある。医療安全の見地から、事故防止のためにも身体的拘束以外に方法がない事例があることは否定できず、
そのような事例においても、正しく、適正に身体的拘束を行うことが求められる。
○ 当事者の立場からは、身体的拘束については原則廃止して欲しいというのが思いであるが、一方で、精神科医療機
関の職員の犠牲によってそれが成り立つのは違うのではないかという意見もある。
○ 当事者としては、隔離も身体的拘束も、ゼロとすることを目標としていくべきと考えている。
○ 身体的拘束をゼロにするか最小化するかの二元論ではなく、両方を目指して行く方向なのではないか。
○ 身体的拘束をゼロからスタートするという考え方と、身体的拘束を限りなく少なくするという考え方では、現場で
医療に当たる人の行動にも大きく影響するので、どこをスタート地点とするかは、今後も議論が必要。
2
これまでの主なご意見
(行動制限について)
○ 当事者は医療者の想像もつかないような経験をしている可能性がある。その中で医療者が思いをくみ取り、心の傷
に寄り添うことで、信頼できるようになる。
○ 強制的な治療では、患者は無力感の中で心の傷をより深める。
○ 当事者としては、身体的拘束を始めとする行動制限に頼らない治療のためには、医療従事者に対して、時間をかけ
て丁寧に患者の気持ちや想いを汲み取ることや、不穏が顕著な時こそ患者との丁寧な関わりや十分な時間をかけた診
療等を行うことを望む。
○ 家族としては、隔離・身体的拘束が治療の一環として行われているという前提があるために、仕方ない、やむを得
ないと受け入れざるを得ない状況があるけれども、本当はさせたくはないというのが家族の思い。
○ 身体的拘束を行ったことに起因すると思われる医療事故と、身体的拘束を行っていれば防止できたと思われる医療
事故がある。医療安全の見地から、事故防止のためにも身体的拘束以外に方法がない事例があることは否定できず、
そのような事例においても、正しく、適正に身体的拘束を行うことが求められる。
○ 当事者の立場からは、身体的拘束については原則廃止して欲しいというのが思いであるが、一方で、精神科医療機
関の職員の犠牲によってそれが成り立つのは違うのではないかという意見もある。
○ 当事者としては、隔離も身体的拘束も、ゼロとすることを目標としていくべきと考えている。
○ 身体的拘束をゼロにするか最小化するかの二元論ではなく、両方を目指して行く方向なのではないか。
○ 身体的拘束をゼロからスタートするという考え方と、身体的拘束を限りなく少なくするという考え方では、現場で
医療に当たる人の行動にも大きく影響するので、どこをスタート地点とするかは、今後も議論が必要。
2