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【資料1-1】OTC類似薬を含む薬剤自己負担の見直しの在り方について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66319.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第205回 11/27)《厚生労働省》
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医療保険部会での主な意見
骨太方針・三党合意等

医療保険部会における主な意見


○医療機関における必要な受診の確


→【論点1】費用負担の在り方

OTC医薬品に変更した場合、いわゆる保険適用除外とした場合、患者さん
の自己負担は、かなり増えるというケースがある
・ 保険の枠内に置きつつも、例えば保険外併用療養のような形で別途負担を
求める仕組みというのも考えられる
・ 選定療養で追加の自己負担を求める方法、また償還率を変える等の方法に
ついても、具体的な検討を進めていただきたい
・ 過度な負担や急激な変化が生じないよう十分な配慮を行うべき
・ 患者団体のお話を踏まえると、OTC類似薬については保険適用とした上で
患者負担を変更するというやり方が弊害が少ないのではないか。
・ 医療機関の受診は、医師が診察・診断をし、医学管理をした上で投薬する
もので、ただ薬を出すものとは全く違う。

○こどもや慢性疾患を抱えている方、
低所得の方の患者負担などへの配慮
→【論点2】配慮が必要な者の範囲

・過度な負担や急激な変化が生じないよう十分な配慮が必要
・子どもや慢性疾患を抱えている方、低所得者の方については配慮が必要
・一般用医薬品では(医療用医薬品の)10倍以上の価格になることもあり、難
病の方や心身障害者の方々などの負担が非常に重くなる。

○成分や用量がOTC医薬品と同等
のOTC類似薬をはじめとするOTC
類似薬一般
→【論点3】OTC類似薬の範囲

・成分が一致していても、用法・用量、効能・効果、対象年齢、投与経路、剤
形など、様々な違いがあり、単純に保険適用から外すことは難しい
・用法・用量、効能・効果等の違いを踏まえつつ、OTCで代替可能なものはで
きるだけ広い範囲を対象として具体的な検討を進めるべき
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