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総-4個別事項について(その7)長期収載品の選定療養⓵ (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65884.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第627回 11/14)《厚生労働省》
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創薬力向上のための官民協議会ワーキンググループ

議論の整理

(令和7年11月5日取りまとめ)(抜粋)

Ⅲ.薬価関係
3.医薬品産業の構造改革等について


長期収載品に依存するビジネスモデルからの脱却について



Ⅲ1.の基本的考え方のもと、先発品企業は、特許期間中における新薬の売上で研究開発投資

を回収し、再投資することで新たな革新的新薬の創出を行うとともに、後発品上市後は、後発品
企業に安定供給等の役割を譲った上で、先発品は原則として市場から撤退することが、目指すべ
き産業構造である。なお、その際、安定供給の継続性の観点から、品質等に係る情報提供体制の整
備等が適切に行われることが必要である。


そのような観点から、長期収載品の段階的な薬価引下げルール(G1/G2)や選定療養等の政策効

果を分析し、更なる施策の必要性等を検討することが必要である。


その他に、医療上の必要性の高い基礎的医薬品等の薬価の下支え(基礎的医薬品の対象拡大、不

採算品再算定の要件見直し、最低薬価の区分新設など)とともに、撤退スキーム(薬価削除、供給
中止)の運用改善をすべきとの意見があった。

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