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06資料2-2池田委員提出資料(小児におけるRSウイルス感染予防) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64997.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第32回 10/22)《厚生労働省》 |
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今回の分析における限界と留意点
• RSV流行のトレンドの捕捉
RSVの流行トレンドはピークの高さ・流行時期ともに不確実性が大きく、抗体製剤の評
価では接種のタイミングが遅れる(流行期を逸する)リスクの考慮が、母子免疫ワクチンで
は出生時期によってワクチン効果が変化しうる(流行期にすでにワクチン効果が減衰してい
る)影響を考慮する必要がある。
・抗体製剤と母子免疫ワクチンの混合戦略の評価
今回の分析では、抗体製剤・母子免疫ワクチンを単独で評価の上で比較している。実際に
は、母子免疫ワクチンを接種しなかったケースについて抗体製剤を接種するシナリオや、双
方を複合して接種するシナリオ、現状のシナジスが抗体製剤に置き換わったシナリオなど、
複数の状況を考慮する必要がある。
・介助者の影響の考慮
小児の感染症においても、入院を伴う場合など、介助者の生産性損失・QOLへの影響を考
慮したより広い分析も考えられる。
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• RSV流行のトレンドの捕捉
RSVの流行トレンドはピークの高さ・流行時期ともに不確実性が大きく、抗体製剤の評
価では接種のタイミングが遅れる(流行期を逸する)リスクの考慮が、母子免疫ワクチンで
は出生時期によってワクチン効果が変化しうる(流行期にすでにワクチン効果が減衰してい
る)影響を考慮する必要がある。
・抗体製剤と母子免疫ワクチンの混合戦略の評価
今回の分析では、抗体製剤・母子免疫ワクチンを単独で評価の上で比較している。実際に
は、母子免疫ワクチンを接種しなかったケースについて抗体製剤を接種するシナリオや、双
方を複合して接種するシナリオ、現状のシナジスが抗体製剤に置き換わったシナリオなど、
複数の状況を考慮する必要がある。
・介助者の影響の考慮
小児の感染症においても、入院を伴う場合など、介助者の生産性損失・QOLへの影響を考
慮したより広い分析も考えられる。
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