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【資料2】結核低まん延状態における結核医療に関する病床の方向性 (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64118.html |
出典情報 | 厚生科学審議会結核部会(第13回 10/6)《厚生労働省》 |
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(参考)結核患者収容モデル事業における施設の構造及び設備等に関する要件
⚫ 結核患者収容モデル事業では、施設の構造及び設備に関する要件や、患者管理及び施設運営等に関する要件等を満
たす場合に、合併症が重症である結核患者や、入院を要する精神疾患を有する結核患者等を、一般病床又は精神病
床において受け入れている。
施設の構造及び設備に関する要件
モデル病室、モデル区域
・空気しゃ断:他の病室との境は、空気の流出をしゃ断する構造とし、出入口の
扉は、病室の空気の循環にできるだけ影響を与えないよう、引き戸とし、扉は
自動的に閉じる構造とすること。
・換気:独立した換気設備にすることとし、その空気は直接屋外へ排気し、排気
口は、他の建物の吸気口や病室の窓等から離して行うなど、他への感染の危険
がないよう工夫すること。 等
・殺菌設備等:空気を殺菌、除菌する設備を設置することが望ましい。 等
・手洗設備:常に適切な手指の流水洗浄・消毒ができる設備をモデル病室及びモ
デル区域内に設置すること。
・便所:原則として、モデル病室及びモデル区域内に設置することとするが、他
の患者(結核患者でない患者)との共用便所を使用する場合は、結核患者専用
のトイレを設け、そのトイレには、紫外線殺菌灯等の殺菌設備を整備すること。
・浴室:モデル病室及びモデル区域内に設置することが望ましいが、やむをえず
結核患者と他の患者が共用する場合は、同時に使用させないこと。
・談話室等:モデル病室及びモデル区域内に設置することとし、食事は配膳によ
り、モデル病室内で行わせるものとする。
モデル病室及びモデル区域以外の施設
・処置室:モデル病室及びモデル区域に隣接して結核患者専用の処置室を設ける
ことが望ましい。
・エレベーター、廊下等:なるべく他の患者との接触を少なくするよう配慮する。
・殺菌設備等:モデル病室及びモデル区域以外の施設に空気殺菌等の設備を設置
する場合は、空気の流れ等を考慮し、最も有効な場所に設置するとともに、紫
外線を使用する場合は患者及び病院職員等の眼の安全確保に十分留意すること。
患者管理及び施設運営に関する要件
実施者は、結核が主に空気を介して感染することに十分
留意し、当該施設の管理者をもって他の患者及び病院職
員等に感染しないよう十分管理させること。
モデル病室及びモデル区域
・混合収容の制限:モデル病室に結核患者を収容している期間
は、その病室に他の患者を同時に収容しないこと。
・気密性の維持:モデル病室の窓、扉及びモデル区域と他の病
室等との境界に設置した扉は、室内の空気が不必要に流出し
ないよう必要最低限の開閉に留めるように留意すること。
モデル病室以外の施設
・診察室、処置室等の使用:結核患者と他の患者を同時に入室
させないこと。
・他の患者が使用する談話室、食堂等の使用:結核患者に使用
させないこと。
・マスクの使用:感染性結核患者がモデル病室及びモデル区域
を出る場合及び入室する職員や家族等に接触する場合は、患
者は通常のガーゼマスク又は使い捨てマスクを着用すること。
・医療廃棄物等:「感染性廃棄物処理マニュアル」に基づいて
適切に処理すること。
・看護の基準:モデル事業における看護の基準は、原則として
既に承認されている基準看護によって行うこと。
・その他:収容する結核患者および家族等に対して、モデル事
業の趣旨及び結核感染防止上の注意事項を十分周知徹底する
こと。
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⚫ 結核患者収容モデル事業では、施設の構造及び設備に関する要件や、患者管理及び施設運営等に関する要件等を満
たす場合に、合併症が重症である結核患者や、入院を要する精神疾患を有する結核患者等を、一般病床又は精神病
床において受け入れている。
施設の構造及び設備に関する要件
モデル病室、モデル区域
・空気しゃ断:他の病室との境は、空気の流出をしゃ断する構造とし、出入口の
扉は、病室の空気の循環にできるだけ影響を与えないよう、引き戸とし、扉は
自動的に閉じる構造とすること。
・換気:独立した換気設備にすることとし、その空気は直接屋外へ排気し、排気
口は、他の建物の吸気口や病室の窓等から離して行うなど、他への感染の危険
がないよう工夫すること。 等
・殺菌設備等:空気を殺菌、除菌する設備を設置することが望ましい。 等
・手洗設備:常に適切な手指の流水洗浄・消毒ができる設備をモデル病室及びモ
デル区域内に設置すること。
・便所:原則として、モデル病室及びモデル区域内に設置することとするが、他
の患者(結核患者でない患者)との共用便所を使用する場合は、結核患者専用
のトイレを設け、そのトイレには、紫外線殺菌灯等の殺菌設備を整備すること。
・浴室:モデル病室及びモデル区域内に設置することが望ましいが、やむをえず
結核患者と他の患者が共用する場合は、同時に使用させないこと。
・談話室等:モデル病室及びモデル区域内に設置することとし、食事は配膳によ
り、モデル病室内で行わせるものとする。
モデル病室及びモデル区域以外の施設
・処置室:モデル病室及びモデル区域に隣接して結核患者専用の処置室を設ける
ことが望ましい。
・エレベーター、廊下等:なるべく他の患者との接触を少なくするよう配慮する。
・殺菌設備等:モデル病室及びモデル区域以外の施設に空気殺菌等の設備を設置
する場合は、空気の流れ等を考慮し、最も有効な場所に設置するとともに、紫
外線を使用する場合は患者及び病院職員等の眼の安全確保に十分留意すること。
患者管理及び施設運営に関する要件
実施者は、結核が主に空気を介して感染することに十分
留意し、当該施設の管理者をもって他の患者及び病院職
員等に感染しないよう十分管理させること。
モデル病室及びモデル区域
・混合収容の制限:モデル病室に結核患者を収容している期間
は、その病室に他の患者を同時に収容しないこと。
・気密性の維持:モデル病室の窓、扉及びモデル区域と他の病
室等との境界に設置した扉は、室内の空気が不必要に流出し
ないよう必要最低限の開閉に留めるように留意すること。
モデル病室以外の施設
・診察室、処置室等の使用:結核患者と他の患者を同時に入室
させないこと。
・他の患者が使用する談話室、食堂等の使用:結核患者に使用
させないこと。
・マスクの使用:感染性結核患者がモデル病室及びモデル区域
を出る場合及び入室する職員や家族等に接触する場合は、患
者は通常のガーゼマスク又は使い捨てマスクを着用すること。
・医療廃棄物等:「感染性廃棄物処理マニュアル」に基づいて
適切に処理すること。
・看護の基準:モデル事業における看護の基準は、原則として
既に承認されている基準看護によって行うこと。
・その他:収容する結核患者および家族等に対して、モデル事
業の趣旨及び結核感染防止上の注意事項を十分周知徹底する
こと。
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