医薬品およびワクチンの費用対効果評価に関する
経済評価ガイドラインのレビュー
○ 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野 新興・再興感染症及び予防接種
政策推進研究「公的医療及び社会の立場からのワクチンの費用対効果の評価法及び分析
方法の確立のための研究」（研究代表者：池田俊也）において、医薬品およびワクチン
の費用対効果評価に関する経済評価ガイドラインについて、諸外国の制度的・技術的特
徴についてレビューを行った。

○ 欧州の主要国（ドイツ・フランス・スペイン・英国・ベルギー・オランダ）、北米
（アメリカ・カナダ）、オセアニア（オーストラリア）及び国際機関（WHO）の合計
10か国・機関が発行する経済評価ガイドラインを対象とした。なお、医療技術全般の
「一般的ガイドライン」と、ワクチンに特化した「ワクチンガイドライン」の両方を対
象とした。
○ これらの経済評価ガイドラインを対象に、確認された本文から、分析の立場、費用の
範囲及び算出方法、公的介護費・生産性損失などの間接費用の取扱い等のガイドライン
で規定される主要な評価項目を抽出し、整理を行い、各国の指針の特徴を分析した。
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