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04資料1-2池田委員提出資料(高用量インフルエンザワクチン)) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63875.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第31回 9/25)《厚生労働省》
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モデルにおいて使用したワクチン有効性のパラメータ
● 疫学的な有効性について、メタアナリシス又はランダム化比較試験の知見を使用。
● 標準量ワクチンvs非接種と、高用量ワクチンvs標準量ワクチンの相対的ワクチン効果をそれぞれ組み込み。

項目

パラメーター

データソース

インフルエンザ罹患

標準量 vs 非接種: 50.0%
高用量 vs 標準量: 24.2%

標準量ワクチンはGoveart et al. (1994)の、高用量ワクチンは
DiazGranados et al. (2014)のRCTの結果

インフルエンザ入院

標準量 vs 非接種: 28.0%
高用量 vs 標準量: 14.4%

標準用ワクチンはBeyer et al. (2013)の、高用量ワクチンは
Lee et al. (2023)のメタアナリシスの結果

インフルエンザ以外の
類縁疾患入院
(シナリオ分析)
標準量 vs 非接種

肺炎・呼吸器疾患: 28.0%
循環器疾患: 28.0%

Beyer et al. (2013)のメタアナリシス

インフルエンザ以外の
類縁疾患入院
(シナリオ分析)
高用量 vs 標準量

肺炎: 14.4%
肺炎以外の呼吸器疾患: 14.7%
循環器疾患: 16.7%

Lee et al. (2023)のメタアナリシス

*ワクチン有効性のエビデンスにおける「標準量ワクチン」は、日本で上市されている標準量ワクチンと、製造会社・製造株な
どが異なることには留意が必要である

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