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出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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○ これらを踏まえ、
・持参薬ルールを遵守している医療機関とそれ以外との医療機関との間で、不公平な
設計となっているのではないか。
・また、患者においても持参薬の持ちこみに係る不要な手間が発生しているのではな
いか。
・これらの観点から、入院の契機となった傷病以外の傷病に対する持参薬の使用につ
いても、ルールの見直しを検討する必要があるのではないか。
といった意見があった。
○ 一方で、
・手術を目的とした短期入院のような場合にまで、入院下で再度の処方を求めること
は、かえって医療機関側の負担を増やすこととなるのではないか。
・入院の契機となった傷病に関連しない医薬品については、院内採用薬が無いこと等
もあるため、それらの点への配慮が必要ではないか。
といった意見もみられた。
○ 上記の議論を踏まえ、
「入院の契機となる傷病」に対する持参薬の使用に係る現行の
ルールの、更なる周知徹底を図るべきではないか、といった指摘があった。
○ 具体的には、
・ DPC 算定を行う場合は、入院の契機となった傷病に対して使用する医薬品は、院内
で処方されるのが原則であることや
・ DPC 算定を行う場合の入院料の中には、一般的に入院の契機となった傷病に対して
使用する医薬品の薬剤料が含まれていること
について、患者への説明を求めるべきではないか、といった指摘があった。
○ また、
「入院の契機となった傷病」以外の傷病に対する持参薬の使用の可否について
は、令和 10 年度診療報酬改定に向けて引き続き議論する必要があるものの、検討に
当たっては、まずは、持参薬を使用する理由や、使用される頻度が高い持参薬及び診
断群分類等について、調査を行う必要があるのではないか、といった指摘があった。
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・持参薬ルールを遵守している医療機関とそれ以外との医療機関との間で、不公平な
設計となっているのではないか。
・また、患者においても持参薬の持ちこみに係る不要な手間が発生しているのではな
いか。
・これらの観点から、入院の契機となった傷病以外の傷病に対する持参薬の使用につ
いても、ルールの見直しを検討する必要があるのではないか。
といった意見があった。
○ 一方で、
・手術を目的とした短期入院のような場合にまで、入院下で再度の処方を求めること
は、かえって医療機関側の負担を増やすこととなるのではないか。
・入院の契機となった傷病に関連しない医薬品については、院内採用薬が無いこと等
もあるため、それらの点への配慮が必要ではないか。
といった意見もみられた。
○ 上記の議論を踏まえ、
「入院の契機となる傷病」に対する持参薬の使用に係る現行の
ルールの、更なる周知徹底を図るべきではないか、といった指摘があった。
○ 具体的には、
・ DPC 算定を行う場合は、入院の契機となった傷病に対して使用する医薬品は、院内
で処方されるのが原則であることや
・ DPC 算定を行う場合の入院料の中には、一般的に入院の契機となった傷病に対して
使用する医薬品の薬剤料が含まれていること
について、患者への説明を求めるべきではないか、といった指摘があった。
○ また、
「入院の契機となった傷病」以外の傷病に対する持参薬の使用の可否について
は、令和 10 年度診療報酬改定に向けて引き続き議論する必要があるものの、検討に
当たっては、まずは、持参薬を使用する理由や、使用される頻度が高い持参薬及び診
断群分類等について、調査を行う必要があるのではないか、といった指摘があった。
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