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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00281.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第11回 9/11)《厚生労働省》 |
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○ 地域医療係数における派遣医師数については、
「医師少数区域に所在する他医療機関
(自院の分院・サテライト診療所等を除く。)へ、常勤医師として半年以上継続して派
遣している医師数」として、定義している。
○ 今般、
「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」において、特
定機能病院が満たすべき「基礎的基準」として、
「地域に一定の医師派遣を行っている
こと」を設定することが議論されており、第 26 回の検討会において、とりまとめ案
が示されている。
○ 上記の状況等を踏まえ、地域医療係数における派遣医師数の定義については、特定
機能病院の基礎的基準における医師派遣の定義との整合的に検討されるべきではな
いか、といった指摘があった。
② 点数設定方式について
<総論>(P28)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段階の定
額報酬を設定している。
○ 具体的には、入院初期に要する医療資源投入量等に応じ入院初期に要する医療資源
投入量等に応じて、5種類の点数設定方式を設けているところ、点数設定方式D以外
においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 在院日数の分布等を踏まえ、第Ⅱ日の設定方法を含む、点数設定方式の見直しにつ
いて、検討を行った。
<入院期間Ⅱについて>(P29~P37)
○ 入院期間Ⅱについては、令和8年度診療報酬改定に向けた議論において、現状の点
数設定方式と、実際の患者の在院日数の分布の乖離があるのではないか、等の指摘が
あった。
○ そこで、在院日数の分布等について確認を行ったところ、以下の結果が確認された。
・ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでいる診
断群分類がみられた。
・ 一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んでいない診断群分類もみられた。
・ 特定の在院日数の患者数が顕著に多い診断群分類がみられた。
・ 多くの診断群分類において、平均在院日数は在院日数の中央値を上回っていた。
・ 症例数が 10,000 件以上の診断群分類のうち、在院日数の中央値が平均在院日数を
上回る診断群分類が2つあったが、いずれも左に歪んだ分布であった。
○ これらを踏まえ、多くの診断群分類において、在院日数の分布は正の歪度を有して
いることから、 在院日数の中心傾向の指標として、平均在院日数は適切でないので
はないか、といった指摘があった。
○ 在院日数の変動係数に着目した診断群分類毎の分析においては、変動係数が大きい
診断群分類ほど、在院日数の中央値と平均在院日数の差を平均在院日数で除した値
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「医師少数区域に所在する他医療機関
(自院の分院・サテライト診療所等を除く。)へ、常勤医師として半年以上継続して派
遣している医師数」として、定義している。
○ 今般、
「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」において、特
定機能病院が満たすべき「基礎的基準」として、
「地域に一定の医師派遣を行っている
こと」を設定することが議論されており、第 26 回の検討会において、とりまとめ案
が示されている。
○ 上記の状況等を踏まえ、地域医療係数における派遣医師数の定義については、特定
機能病院の基礎的基準における医師派遣の定義との整合的に検討されるべきではな
いか、といった指摘があった。
② 点数設定方式について
<総論>(P28)
○ DPC 制度 においては、入院初期を重点評価するため、在院日数に応じた3段階の定
額報酬を設定している。
○ 具体的には、入院初期に要する医療資源投入量等に応じ入院初期に要する医療資源
投入量等に応じて、5種類の点数設定方式を設けているところ、点数設定方式D以外
においては、第Ⅱ日は平均在院日数により規定されている。
○ 在院日数の分布等を踏まえ、第Ⅱ日の設定方法を含む、点数設定方式の見直しにつ
いて、検討を行った。
<入院期間Ⅱについて>(P29~P37)
○ 入院期間Ⅱについては、令和8年度診療報酬改定に向けた議論において、現状の点
数設定方式と、実際の患者の在院日数の分布の乖離があるのではないか、等の指摘が
あった。
○ そこで、在院日数の分布等について確認を行ったところ、以下の結果が確認された。
・ 診断群分類毎の平均在院日数について、ばらつきが小さく、標準化が進んでいる診
断群分類がみられた。
・ 一方で、ばらつきが大きく、十分に標準化が進んでいない診断群分類もみられた。
・ 特定の在院日数の患者数が顕著に多い診断群分類がみられた。
・ 多くの診断群分類において、平均在院日数は在院日数の中央値を上回っていた。
・ 症例数が 10,000 件以上の診断群分類のうち、在院日数の中央値が平均在院日数を
上回る診断群分類が2つあったが、いずれも左に歪んだ分布であった。
○ これらを踏まえ、多くの診断群分類において、在院日数の分布は正の歪度を有して
いることから、 在院日数の中心傾向の指標として、平均在院日数は適切でないので
はないか、といった指摘があった。
○ 在院日数の変動係数に着目した診断群分類毎の分析においては、変動係数が大きい
診断群分類ほど、在院日数の中央値と平均在院日数の差を平均在院日数で除した値
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