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抗菌性物質製剤(メロペネム及びバンコマイシン)の原薬国産化による安定供給体制確⽴の要望書 (3 ページ)

公開元URL https://www.chemotherapy.or.jp/modules/important/index.php?content_id=33
出典情報 メロペネム、バンコマイシンの原薬国産化に関する要望書の提出について(7/4)《日本化学療法学会ほか》
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図2 発熱性好中球減少症(FN : febrile neutropenia)にメロペネムを投与した症例の割合

発熱性好中球減少症(FN)の診療治療における実態(THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS 64(4):293〜310,2011)
をもとに作成

l バンコマイシン
バンコマイシンは重症感染症や救命治療時に必須であり、メチシリン耐性⻩⾊ブドウ球菌
(MRSA)※1 感染症の標準的治療薬として、最も⾼い割合で処⽅される(図3、図 4)

図 3 MRSA が疑われる敗⾎症例に抗 MRSA 薬の内、バンコマイシンを投与した症例の割合

救急、集中治療領域における抗菌薬適正使⽤の

68.0%

取り組み(⽇本外科感染症学会雑誌 17(4)
:182
〜192、2020)をもとに作成

図 4 MRSA 感染症にバンコマイシンを投与した症例の割合

当院における抗 MRSA 薬の使⽤状況と VCM に対する TDM
の実施状況調査(浜松⾚⼗字病院医学雑誌 13(1):7〜11、
2016)をもとに作成

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