よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-3 インドシアニングリーン[338KB] (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00042.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第68回 7/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料 3-3
医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議
公知申請への該当性に係る報告書(案)
インドシアニングリーン
リンパ管、リンパ節のリンパ流状態観察(赤外線照射時の蛍光測定による)
1.要望内容の概略について
要 望 さ れ 一般名:インドシアニングリーン
た医薬品

販売名:ジアグノグリーン注射用 25 mg
会社名:第一三共株式会社

要望者名

日本形成外科学会、日本リンパ浮腫治療学会、日本脈管学会

要望内容

効能・効果

リンパ管、リンパ節のリンパ流状態観察(赤外線照射時の蛍光
測定による)

用法・用量

2.5~5.0 mg/mL(0.25~0.50%)ICG 溶液を、1 箇所あたり 0.10
~0.20 mL を皮下または皮内注射する。
(最大量で 0.3 mg/kg 以
下)

効能・効果及び 該当なし
用法・用量以外
の要望内容(剤
形追加等)
備考

2.要望内容における医療上の必要性について
(1)適応疾病の重篤性についての該当性
インドシアニングリーン(以下、「本薬」
)は、リンパ浮腫の治療であるリンパ管静脈吻合
術において、術前及び術中のリンパ管の同定・走行確認、及び吻合部の開存確認に使用され
る。リンパ管静脈吻合術においてリンパ管の同定・走行確認、及び吻合部の開存確認ができ
ない場合には、リンパ管静脈吻合術を適切に実施できず、リンパ浮腫の進行を抑制すること
が困難となるため、病期の進行とともに皮膚状態の悪化及び合併症等が出現し、弾性着衣の
使用やスキンケア等の複合的治療の継続が必須となることから、患者の日常生活に著しい影
響を及ぼすと考えられる(リンパ浮腫診療ガイドライン. リンパ浮腫学会; 2024)。以上より、
「イ

病気の進行が不可逆的で、日常生活に著しい影響を及ぼす疾患」に該当すると判断し

た。
(2)医療上の有用性についての該当性
本邦においては、現時点で、リンパ管静脈吻合術時におけるリンパ管の同定・走行確認、
1