よむ、つかう、まなぶ。
入ー1 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
一定数みられた。
○ また、DPC 対象病院のうち、「020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片
眼」や「060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリー
プ・粘膜切除術等」の症例割合が高い医療機関が一定数みられた。
○ 白内障に対する水晶体再建術については、第 165 回社会保障審議会医療保険部会お
いて、本邦では、OECD 諸外国と比較して外来実施率が低いことが指摘されている。
○ 令和8年度診療報酬改定に向けた議論においては、これらの手術を入院で実施した
場合と外来で実施した場合の点数差が、外来移行を妨げる一因となっているのではな
いか、といった指摘があった。
○ DPC 対象病院に対して実施した令和5年度特別調査においては、入院外での実施割
合が低い病院で、短期滞在手術等基本料1の対象手術を入院で実施する理由としては、
「患者数に比して、外来や日帰りで対応可能な手術室や回復室を整備できていない」
といった、設備・体制に関する理由や、
「全身状態が不良な症例や合併症のリスクが高
い症例を中心に受け入れている」「外来診療に特化した医療機関では対応困難な症例
の紹介を受けている」といった、患者の状態等に関する理由等が挙げられた。
○ 同調査において、短期滞在手術等を実施する症例の特徴としては、「高齢者及び高
齢者の独居の患者層が多く、手術後翌日の通院が困難な方が多い」といった回答や、
「全身状態が不良な症例や合併症のリスクが高い症例を中心に受け入れている。」と
いった回答がみられた。
○ 令和7年度入院・外来医療等における実態調査においては、短期滞在手術について、
入院で実施する理由及び入院での周術期管理を行う必要性が高い患者の具体的な患
者像について、調査を行っている。
(3)今後の方針について
○ 短期滞在手術等の入院医療における評価については、DPC 制度や短期滞在手術等基本
料3による包括評価の考え方や、令和7年度入院・外来医療等における実態調査の結果
踏まえつつ、分科会において検討を行う。
4.退院患者調査に係る検討について
(1)概要
○ DPC 制度においては、診療している患者の実態や実施した医療行為の内容等について
毎年実施される調査(以下、
「退院患者調査」という。)のデータに基づき、 診断群分類
点数表の作成や医療機関別係数の設定を行っている。
○ 退院患者調査の調査項目については、適切な診断群分類の設定及び適切な入院医療の
評価を行う観点から、調査項目の見直しを行ってきている。
○ 適切な診断群分類の設定に必要な調査項目の選定の具体的な作業については、MDC 技
術班において行うこととなるが、令和7年6月 19 日開催の分科会において、調査項目
5
○ また、DPC 対象病院のうち、「020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片
眼」や「060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリー
プ・粘膜切除術等」の症例割合が高い医療機関が一定数みられた。
○ 白内障に対する水晶体再建術については、第 165 回社会保障審議会医療保険部会お
いて、本邦では、OECD 諸外国と比較して外来実施率が低いことが指摘されている。
○ 令和8年度診療報酬改定に向けた議論においては、これらの手術を入院で実施した
場合と外来で実施した場合の点数差が、外来移行を妨げる一因となっているのではな
いか、といった指摘があった。
○ DPC 対象病院に対して実施した令和5年度特別調査においては、入院外での実施割
合が低い病院で、短期滞在手術等基本料1の対象手術を入院で実施する理由としては、
「患者数に比して、外来や日帰りで対応可能な手術室や回復室を整備できていない」
といった、設備・体制に関する理由や、
「全身状態が不良な症例や合併症のリスクが高
い症例を中心に受け入れている」「外来診療に特化した医療機関では対応困難な症例
の紹介を受けている」といった、患者の状態等に関する理由等が挙げられた。
○ 同調査において、短期滞在手術等を実施する症例の特徴としては、「高齢者及び高
齢者の独居の患者層が多く、手術後翌日の通院が困難な方が多い」といった回答や、
「全身状態が不良な症例や合併症のリスクが高い症例を中心に受け入れている。」と
いった回答がみられた。
○ 令和7年度入院・外来医療等における実態調査においては、短期滞在手術について、
入院で実施する理由及び入院での周術期管理を行う必要性が高い患者の具体的な患
者像について、調査を行っている。
(3)今後の方針について
○ 短期滞在手術等の入院医療における評価については、DPC 制度や短期滞在手術等基本
料3による包括評価の考え方や、令和7年度入院・外来医療等における実態調査の結果
踏まえつつ、分科会において検討を行う。
4.退院患者調査に係る検討について
(1)概要
○ DPC 制度においては、診療している患者の実態や実施した医療行為の内容等について
毎年実施される調査(以下、
「退院患者調査」という。)のデータに基づき、 診断群分類
点数表の作成や医療機関別係数の設定を行っている。
○ 退院患者調査の調査項目については、適切な診断群分類の設定及び適切な入院医療の
評価を行う観点から、調査項目の見直しを行ってきている。
○ 適切な診断群分類の設定に必要な調査項目の選定の具体的な作業については、MDC 技
術班において行うこととなるが、令和7年6月 19 日開催の分科会において、調査項目
5