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公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00276.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和7年度第6回 7/3)《厚生労働省》
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診 調 組




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DPC/PDPS 等作業グループからの中間報告について

1.DPC 対象病院に係る検討について
(1)概要
○ DPC/PDPS(以下、
「DPC 制度」という。)は、閣議決定に基づき、平成 15 年 4 月より 82
の特定機能病院を対象に導入された急性期入院医療を対象とする診断群分類に基づく
1日あたり包括払い制度である。
○ DPC 制度の対象病院(以下、
「DPC 対象病院」という。)は、特定機能病院を対象として
制度が導入されて以降、段階的に拡大され、令和6年6月時点で 1,786 病院となってい
る。
○ また、DPC 対象病院の内訳は経時的に変化しており、DPC 対象病院のうち、全許可病床
に占める DPC 算定を行う病床(以下、
「DPC 算定病床」という。)の割合が 50%未満の病
院は増加傾向にあり、また、DPC 算定病床以外の病床を保有する DPC 対象病院数も、高
い水準で推移している。
○ 以上のような背景も踏まえ、令和8年度診療報酬改定に向けては、DPC 対象病院の適切
な評価方法等について、検討を行っている。
(2)具体的な検討内容
① 医療機関別係数による評価について
<総論>
○ 医療機関別係数のうち、基礎係数及び機能評価係数Ⅱは、DPC 制度導入当初に設定さ
れた調整係数の置き換えに伴い導入された。基礎係数は、包括範囲に係る出来高報酬
相当の平均値を係数化したものであり、3つの医療機関群(大学病院本院群、DPC 特
定病院群、DPC 標準病院群)ごとに値を設定している。機能評価係数Ⅱは、医療機関
の診療実績等を踏まえた機能に基づく評価を行うものであり、6つの係数(保険診療
係数、効率性係数、複雑性係数、カバー率係数、救急医療係数、地域医療係数)を基
本的な評価項目として評価している。
○ 特に、機能評価係数Ⅱについて、DPC 制度が急性期入院医療を対象とする包括払い制
度であるところ、DPC 制度においては、
「患者の病態が不安定な状態から、治療により
ある程度安定した状態に至るまで」の医療を重点的に評価するべきではないか、とい
った指摘も踏まえて、その適切な評価方法について、検討を行っている。
<複雑性係数について>
○ 複雑性係数は、一入院当たり医療資源投入の観点から見た患者構成を評価する項目
として設定されている。
○ 複雑性係数については、令和6年度診療報酬改定に向けた議論において、診療対象
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