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資料2 療育手帳の在り方の検討状況について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59173.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第147回 6/26)《厚生労働省》
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②比較的軽度な知的障害児者への支援施策の在り方について
(比較的軽度な知的障害児者への判定基準統一化による影響)
⚫ 調査研究によれば、知的障害の等級(障害の程度区分・障害の基準)については、全国で 2 から 7 段階とされていた。
⚫ 知的障害の判定を行う機関のうち約80%が、概ねIQ70又は75を上限としていた。
障害の程度区分の数

出典:H30年度障害者総合福祉推進事業「知的障害の認定基準に関する調査研究」
区分の例

機関数

区分数
2

16

12.4%

A(重度)~IQ35

3

9

7.0%

A(重度)~IQ35

4

70

54.3%

A1(最重度)~IQ20

A2(重度)IQ21~35

5

12

9.3%

A1(最重度)~IQ20

A2(重度)IQ21~35

6

15

11.6%

A1(最重度)~IQ20

A2(重度)IQ21~35

7

1

0.8%

a1 ~IQ20

不明

6

4.7%



概ねIQ75
その他

B1(中度)IQ36~50

B2(軽度)IQ51~70

B1(中度)IQ36~50

B2(軽度)IQ51~75

A3 IQ36~50+身障1~3級

B1(中度) IQ36~50
A3 IQ36~50+身障1~3級

B1(中度) IQ36~50

a2 IQ21~35+身障1・2級 a4 IQ36~50+身障1~3級

a3 IQ21~35

b1 IQ36~50
IQ

B2(軽度)IQ51~75
B2 IQ51~70又は
社会適応が困難な場合は79まで

B3 IQ80~89で発達障害

b2 IQ51~75

b2 IQ76~89+判定会議



各判定機関におけるボーダーライン

概ねIQ70

B(中軽度)IQ36~75

(※)判定に際しては、知能指数のみでなく、適応行動尺度等も含めて総合的に判断される。
知的障害以外(身体障害等)の障害程度を勘案しているところは85.3%であった。

[その他の例]
・IQ80~89で発達障害の診断を受けた者
21% 27% ・概ねIQ71~79で、14才以上、自閉性障害等診断、かつ判定機関の長が必要と認めた場合
・IQ76~91で、発達障害の診断、判定機関の長が必要と認めたもの
・IQ・SQの合計が概ね101~140
52%
・知能指数が境界線級であり、かつ、自閉症、自閉症候群、自閉性障害、アスペルガー症候群、
自閉症スペクトラム症と評価され、更生相談所長が必要と認めた場合
4