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資料1 特定機能病院のあり方に関するとりまとめ(案) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59077.html
出典情報 特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会(第24回 6/25)《厚生労働省》
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基本診療科の幅広い設置及び幅広い基本診療科の専門研修プログラムを基幹施設
として担っていること
これまで標榜が求められてきた 16 診療科に加えて、病理診断科、臨床検査科
及び総合診療科の設置(実質的な診療が行われていれば、これらの名称を用い
た診療科を設置していない場合も認める。)及び当該3つの専門研修プログラム
の基幹施設となることを求める。その際、経過措置を設けつつ、速やかな設置
等に向けた取組を求める。


併せて、「専門医の配置数」に関する基準については、当該3つの診療科の
専門医数も、算入の対象とする。

また、特に人口減少等が著しい都道府県に所在する特定機能病院における診
療科の設置のあり方等については、国における新たな地域医療構想等に関する
議論や連携・再編・集約化等の動向も踏まえつつ、検討することが考えられ
る。


地域に一定の医師派遣を行っていること
医師派遣の実績については、出向等の派遣形態によらず、派遣先の医療機関
における常勤換算医師数を基本として基準を設定する。この際、特定機能病院
は、派遣先の医療機関における医師養成に係る教育体制や処遇改善策等につい
て、派遣形態ごとの状況等も含めた把握や、継続的な課題抽出、必要な取組を
求める。
また、医師派遣の実績の評価に当たっては、医師が多い地域から少ない地域
への医師派遣等を適切に評価できるよう、例えば、派遣先・派遣元の医療機関
が所在する地域の医師の状況等による補正を行う一方で、同一法人の医療機関
に派遣する場合や、著しく長期に同一の医療機関に勤務している場合であっ
て、課題がある場合については、医師の状況や指導等の状況も踏まえ、一定の
評価に留めることを検討すべきである。
なお、併せて、特定機能病院に対しては、地域医療構想や医師確保計画等と
整合した形で地域貢献・医師派遣が行われるよう求めるとともに、管理者は、
実績報告において、当該特定機能病院における医師派遣の全体像を把握し、地
域医療構想や医師確保計画等との整合に関する状況等を報告するものとする。

<発展的基準>


大学病院本院について、自主性を尊重しつつ、取組状況に応じた適切な評価を行
うことができるよう、個々の大学病院本院が自主的に実施している高度な医療提
供・教育・研究・医師派遣に係る取組を「発展的基準」によって評価し、結果を
公表する。
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