よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 今後のがんゲノム医療の方向性について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58839.html
出典情報 がんゲノム医療中核拠点病院等の指定要件に関するワーキンググループ(第6回 6/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

C - C AT 入 力 項 目 の 見 直 し に 関 す る 考 え 方
現状


がん遺伝子パネル検査の出検にあたっては、「がんゲノムプロファイルの解析により得られる遺伝子のシークエンス
データ(FASTQ又はBAM)、解析データ(VCF、XML又はYAML)及び臨床情報等」をC-CATに提出す
ることが規定されており、臨床情報等の提出に当たっては、医療関連団体が定める「がんゲノム情報レポジトリー臨
床情報収集項目一覧表」に則って提出することが規定されている。
※ 令和6年版 医科診療報酬点数 D006-19 がんゲノムプロファイリング検査

関連学会の見解


がんゲノム医療の質の確保や向上、そして大学などの研究機関や製薬会社などの企業で行われる研究開発のための基
盤として利活用されるためには、C-CATへの臨床情報提出に際し、そのデータの入力率と質を担保することが重要で
ある。



臨床情報の登録は、入力項目が多いことと追跡調査が必要であることが課題である。



特に、普段から日常臨床診療業務で多忙を極めている施設は多く、治療につなげるための治験や臨床研究に参加する
ことですら、 人的リソースの不足などで負担が大きいためにためらわざるを得ない臨床現場があることにも配慮する
べきである。

今後の方針(案)


関連学会の意見や二次利用者の活用実績等を参考にしながら、がんゲノム医療中核拠点病院連絡会議等において臨床情
報収集項目の見直しを検討、実施してはどうか。

8