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【第3節】〈特集①〉高齢者の経済生活をめぐる動向について (6 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2025/gaiyou/07pdf_indexg.html
出典情報 令和7年版高齢社会白書(6/10)《内閣府》
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〇具体的な不安として特に物価上昇を挙げる人が多い
経済的な面の不安について見ると、
「物価が上昇すること」と回答した割合が7割以上で最も高く、次いで、
「収入や貯蓄が少ないこと」、
「自力で生活できなくなり、転居や有料老人ホームへの入居費用がかかること」、
「災害により被害を受けること」、「自分や家族の医療・介護の費用がかかりすぎること」が高い。
こうした傾向を踏まえると、高齢期における就業促進による安定的な収入確保のほか、若年期からの資産
形成の促進や介護予防の推進を図っていくことが重要である。

図 13

経済的な面の不安(全体)
0

10

20

30

40

50

物価が上昇すること

70

80(%)
74.5

収入や貯蓄が少ないこと

47.1

自力で生活できなくなり、転居や有料老人ホームへの
入居費用がかかること

43.1

災害により被害を受けること

41.5

自分や家族の医療・介護の費用がかかりすぎること

36.6

認知機能の低下等により、財産の適正な管理が
できなくなること

25.4

犯罪により被害を受けること

23.8

自分が亡くなった後の相続などを含む財産の管理

16.5

ローンの返済や、家賃の支払いができなくなること

7.6

その他

3.6

不安と思っていることはない

4.6

全体(n=2,188)
資料: 内閣府「令和6年度高齢社会対策総合調査(高齢者の経済生活に関する調査)」
(注1)複数回答。
(注2)
「不明・無回答」は除いている。

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