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資料3 今井参考人提出資料(広島県健康福祉局医療介護計画課 課長) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22425.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第2回 12/3)《厚生労働省》
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②広島圏域北部地域の課題解決に向けた方策の柱
各医療機関が役割分担を明確にするとともに,限られた医療資源を効率的に
活用できる病院連携のセーフティネットを構築して地域医療を持続的に支える。
(1) 医療機関の機能分化と連携強化
① 広島市立安佐市民病院の高度専門化
~広島医療圏北部地域の3次救急を担う高度急性期病院として,救命救急機能や高度専門医療の充実強化を図る。

② 地域包括ケア病棟の新設・増床
~医療・介護資源が疎密な地域特性を踏まえ,ポストアキュート,在宅復帰支援,緊急時の受入れを担う地域包括ケア病棟を拡充する。

③ 精神科医療の充実
~精神科の身体合併症患者の増加に対応するため,JA吉田総合病院に加えて安佐市民病院にも精神病床を設置する。

(2) へき地への医師派遣及び若手医師の確保・育成
~安佐市民病院は,広島医療圏北部地域の拠点病院として,へき地への医師派遣や若手医師の確保・育成に尽力する。

(3) 連携を促進するツールとして,ICTを活用した情報のネットワーク化
~医療・介護施設間の患者情報を共有することで最適のサービスを効率的・効果的に提供する。

(4) 老朽化施設の建替え
~安佐市民病院の建替えなど,各病院の老朽化・狭隘化した建物の建替えや機器設備の更新を進める。

(5) 共同購入(交渉)によるコスト削減
~医薬品及び診療材料等の購入並びに各種委託業務について,病院間で連携して価格交渉等を行い,コスト削減を図る。

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