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資料2 菊池参考人提出資料(新潟県福祉保健部地域医療政策課 課長) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22425.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第2回 12/3)《厚生労働省》
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コロナ禍での地域医療構想推進の必要性の再認識


地域の中核病院を中心にコロナ患者を受け入れたことから、医療資源が充実し、対応力の
大きい地域の中核病院の役割を再認識
新潟県知事

議会答弁(令和3年6月)



多くの病院で従来通りの急性期機能を中心とした医療提供を継続することは、今後、患者数の
減少が予想される中、病院を運営していく体力が衰弱し、その結果として地域に必要な医療機能
が失われていくことが懸念されるが、このような状況は何としても避けなければならないと考え
る。新型コロナウイルス感染症対応における課題や知見も踏まえ、本県医療の将来に向けた提供
体制はどうあるべきか知事の所見を伺う。



本県では、地域の中核病院を中心に地域の内外の新型コロナ患者を受け入れており、これらの
対応状況から、医療資源が充実し、対応力の大きい地域の中核病院の役割や圏域内外の
連携の重要性を再認識したところである。
また、今後、患者数の減少や医療ニーズの変化が予想される中、多くの病院が従来のように急
性期機能を中心とした医療を提供し続けることで、病院経営の悪化を招き、場合によっては、い
ずれの病院も経営が困難となるなど、地域に必要な医療機能が失われる懸念もあると認識してい
る。
そのため、医師の働き方改革に対応しながら、地域に必要な医療を維持していくためには、医

療資源の一定程度の集約化により、地域の中核病院の機能が充実・強化されることが
重要であり、場合によっては、二次医療圏を越えて連携し、対応できる医療提供体制としていく
べきであると考えている。

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