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資料3:孤独・孤立対策重点計画の策定に向けて (13 ページ)

公開元URL https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1_shiryou.html
出典情報 孤独・孤立対策推進本部(第1回 4/19)《内閣府》
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孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム
分科会3:「相談支援に係る実務的な相互連携の在り方」
中間整理概要②

令和5年3月16日

5.相談支援の実務的な相互連携に向けて

〇 相談から支援につなぐ実践に課題。各相談機関と支援機関との、相談期間に関わらない、情報交換・交流が必要。
〇 地方における官民連携プラットフォームにおける社会資源情報の整理・共有、地方における孤独・孤立相談窓口との連携。
〇 個別の情報共有をスムーズにする観点から、要対協のような仕組みの創設。
〇 支援制度や相談先の広報も積極的に実施。

6.おわりに

〇 今後さらに、地域で「相談」と「支援」をつなぐための各主体の連携等についての検討を深める。
〇 「ワンストップの相談窓口等の一元的な相談支援体制」については、今後の試行の成果や稼働を踏まえつつ、本格実施に向けた環境を整備。
〇 中長期的には、地方における支援機関間の連携や相談窓口の進展の状況を踏まえつつ、#9999から各地方の相談窓口につなぎ、
国は地方が対応にしにくい時間帯や相談が集中する特定の期間、専門分野の相談等に重点をおく体制について検討。

(参考)孤独・孤立相談ダイヤル試行事業の概要
第1期の状況(7/7~7/14)

〇 呼出件数:14,678件、接続完了:3,823件、応答率:26.0%
〇 利用者が選択できる分野は8、以下の順に多かった。
①孤独・孤立での悩み ②死にたいほどつらい気持ち ③生活困窮
〇 つなぎに関して調整した深刻な相談対応:38件
〇 相談者の年代(推定)は、中高年の利用が8割。
〇 相談の類型は、心の病気や不調、自分の悩みを話せる場所がない、暮ら
し・お金、家庭や家族、同居人との関係、死にたい・消えたい気持ちの順に
多かった。

12月1日(いのちの日)の状況

〇 ねらい:いのちの日に合わせ、「孤独・孤立での悩み」に特化した相談日とし、
広く協力を募り体制を強化するとともに、体制強化と合わせ、効果的に広報。
〇 呼出件数:813件、接続完了:489件、応答率:60.1%
(参考)18歳以下 呼出件数 65件(49件)
〇 利用者が選択できる分野は2
応答率は、18歳以下:60.0%(26.5%) (※( )は第2期)
18歳より上:78.4%(27.3%)
〇 つなぎに関して調整した深刻な相談対応:12件

第2期の状況(8/30~9/6)

〇 呼出件数:10,353件、接続完了:1,998件、応答率:19.3%
〇 利用者が選択できる分野は8、以下の順に多かった。
①孤独・孤立での悩み ②死にたいほどつらい気持ち ③生活困窮
〇 応答率は、孤独・孤立:27.3%(10.5%) (※( )は第1期)
死にたいほどつらい気持ち:78.6% (86.9%)
生活困窮:47.1%(12.6%)
〇 つなぎに関して調整した深刻な相談対応:30件

年末年始の状況(12/28~1/4)

〇 ねらい:既存の窓口の多くが閉まり、利用者のニーズが高まる時期に実施。
〇 呼出件数:26,567件、接続完了:1,165件、応答率:4.4%
〇 利用者が選択できる分野は3
応答率は、18歳以下:57.8%
性別の違和等18.3%
孤独・孤立:6.1%
〇 つなぎに関して調整した深刻な相談対応:17件

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