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認知症チームケア推進加算に関する実施上の留意事項等について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001229784.pdf
出典情報 認知症チームケア推進加算に関する実施上の留意事項等について(3/18付 通知)《厚生労働省》
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者等」という。)の尊厳を保持した適切な介護を提供することが、その目
指すべき方向性である。入所者等に日頃から適切な介護が提供されるこ
とにより、BPSD の出現を予防し、出現時にも早期対応し重症化を防ぐこ
とが可能となる。
(2)本加算は、上記の目指すべき方向性を実現するため、配置要件になって
いる者が中心となった複数人の介護職員等から構成するチーム(以下、
「チーム」という)を組んだうえで、日頃から認知症の入所者等に対して
適切な介護を提供し、それにより、BPSD の予防及び出現時の早期対応に
資するチームケアを実施していることを評価するものである。
(3)チームは、本加算の対象者である入所者等個人に対し計画的に BPSD の
評価指標を用いて評価を実施し、その評価の結果に基づき、チームケアの
計画を作成・実施すること。計画の作成にあたっては、評価の結果と整合
性が取れた計画を、個々の入所者等の状態に応じて個別に作成すること
とし、画一的な計画とならないよう留意すること。また、ケアにおいて入
所者等の尊厳が十分保持されるよう留意すること。
(4)チームは、ケアの質の向上を図る観点から、チームケアを実施するにあ
たっては、対象者 1 人につき月 1 回以上の定期的なカンファレンスを開
催し、BPSD を含めて個々の入所者等の状態を評価し、ケア計画策定、ケ
アの振り返り、状態の再評価、計画の見直し等を行うこと。なお、入所者
等の状態の評価、ケア方針、実施したケアの振り返り等は別紙様式の「認
知症チームケア推進加算・ワークシート」及び介護記録等に詳細に記録す
ること。その他、日々のケアの場面で心身の状態や環境等の変化が生じた
とき等は、その都度カンファレンスを開催し、再評価、ケア方針の見直し
等を行うこと。
第2 加算対象者
本加算の対象者である「周囲の者による日常生活に対する注意を必要とす
る認知症の者」とは、日常生活自立度のランクⅡ、Ⅲ、Ⅳ又はMに該当する入
所者等を指す。
第3 加算要件
(1)認知症チームケア推進加算(Ⅰ)
認知症チームケア推進加算(Ⅰ)の要件にある「認知症の行動・心理症状の
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