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【資料1-5】(5)認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把握・検証、必要な対応の検討に関する調査研究事業(結果概要)(案)[2.3MB] (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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(5).認知症グループホームの例外的な夜勤職員体制の取扱いの施行後の状況把握・検証、必要
な対応の検討に関する調査研究事業
B. 効果実証
【ヒアリング結果】
⃝ 夜勤職員体制導入後、職員1人当たりの担当範囲が え、ユニット間の移動や責任範囲が拡大したことで
身体的・心理的負担を感じている職員がいた。
⃝ 夜勤職員体制の導入に対して、利用者や家族から 安の声もあったが、導入の趣旨や安全対策を説明し、
納得いただけた。
⃝ 本体制を継続するには、見守り機器の導入や職員数の確保など、一定の対策を講じる必要がある。
図表38

例外的な夜勤職員体制




後の職員の 体的・心 的



ング結果(実証テーマ②③)

• ユニット間の移動が大 だった。通常担当していないユニットの利用者については、普段の様子が からない状態で介助に入らなければなら
ないこと、2ユニット分の通知が鳴ることへの心理的負担もあった。
• 2人夜勤にして通常よりも担当範囲が えたことで、責任範囲も え、心理的・身体的負担を感じている職員がいた。

図表39

例外的な夜勤職員体制




後の利用者・家族の状況

ング結果(実証テーマ②③)

• いままで2人体制であったのが1人になることに対して 安の声はあったが、ご理解はいただけた。
• 事前にご家族にはメールで本事業の説明と安全に気を付ける旨を連絡しておいた。メールの返信をいただけた方からは、今の時代なら機器を
使って対応するのは当然であるため賛成という反応があった。

図表40
実証テーマ

例外的な夜勤職員体制の持続可能性




ング結果

①3ユニット2人夜勤導入事業
所の夜勤職員の業務内容等に関
する実証

• 今後も3ユニット2人夜勤体制を継続する予定だが、見守り機器を導入するなど、何らかの対策を講じた
いと考えている。
• 職員数が確保できれば、3人体制に 更することも検討したい。

②3ユニット2人夜勤導入前後
の夜勤職員の業務内容等に関す
る実証

• 通常業務のみであれば2人体制でも可能だが、災害時や の のイ ギュラー対応が発生する可能 を見
込むと、3人体制が望ましい。
• 2人で対応できないときに、事業所の近くに住む職員が対応する必要が生じてしまうのではないか。
の職員はいつ呼び出されるか からず、心理的な負担も生じるため、2人体制では厳しい。

③ICT を活用した例外的な夜勤
職員体制導入前後の夜勤職員の
業務内容等に関する実証

• 1人1ユニットを見るだけでも大 であるため、1人で2ユニット担当するのは困難である(階が分かれ
ている)。1フロアに2ユニットが隣接していれば、ある程度対応することができるかもしれない。転倒
リスクがある利用者が100%であるため、間接業務を減らしたとしても1人で対応することは難しい。

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