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資料6 森構成員提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38480.html
出典情報 ゲノム医療推進法に基づく基本計画の検討に係るワーキンググループ(第3回 3/12)《厚生労働省》
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ゲノム医療 診断に関して
遺伝学的検査とその結果(情報)の取り扱いについて
⚫ プライバシーの保護
すでに指摘されている通り、ゲノム情報を含めて遺伝学的検査の結果は、極めて重要な個人情
報であり、その保護や医療者間での共有など、取り扱いに関する適切な規制を行なってください。
情報漏洩や人的ミスも防止できるよう、抑止力が効く罰則のある法整備が必要と思います。
また、情報漏洩だけでなく、海外からのハッキングによる情報侵害にも十分な対策を施してください。
⚫ 倫理的な問題
ゲノム情報をもとにした倫理的な問題で最も重要なものに差別の問題があります。
• 保険、雇用、進学などで不利になる、本人や血縁者などの結婚・妊娠等に影響するなど、不利
益を被る可能性があります。また他者から差別的な行動を引き起こされる可能性があります。
ゲノム医療推進法を基に、遺伝差別を防止する法律の制定を強く要望いたします。
遺伝差別が起こらない、起こさせないためには、罰則付きの法律が必要と思います。