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22  令和6年度診療報酬改定の概要 費用対効果評価制度 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html
出典情報 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》
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費用対効果評価専門組織の役割、体制等(その1)



医療関係者(診療側)や保険者(支払い側)の立場からの検討は中医協総会において行い、専門組織では、中立的な立場から専門
的な検討を行う。
費用対効果評価の科学的妥当性や中立性を確保するため、専門組織は以下の3つの段階で関与を行う。
(ア)分析前協議の内容の確認、分析の枠組み等の決定
(イ)企業分析の内容及び公的分析のレビューの審査
(ウ)企業分析ならびに公的分析の結果に基づく総合的評価



具体的な品目に関する議論を行うことから、専門組織は非公開で行う(ただし、委員名簿及び議事録は公開される。)。

○ 希望する企業は、専門組織において直接の意見表明及び相互に必要な質疑応答を行うことができる。


また、策定された評価結果(案)について、不服がある企業は不服意見書を提出するとともに、新たな論点等がある場合は、専門
組織において直接の不服意見表明を行うことができる。

(表)中医協、専門組織の役割、委員構成
中医協総会

役割

・費用対効果評価の仕組み
(ルール)を決定
・対象品目の選定、価格調整
を決定

会議

公開

構成員

・支払い側
・診療側
・公益側
・専門委員

中医協

費用対効果評価専門部会

・費用対効果評価の仕組み
(ルール)を検討

公開
7名
7名
6名
4名

・支払い側
・診療側
・公益側
・専門委員
・参考人

費用対効果評価専門組織
・事前協議の内容を確認し、分析の枠
組みを決定
・企業分析の内容及び公的分析のレ
ビューを審査
・総合的評価
非公開(委員名簿及び議事録は公開)

6名
6名
4名
4名
2名

・医療経済の専門家
・臨床の専門家
・医療統計の専門家
・医療倫理の専門家

4名
2名
3名
2名

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