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資料2_薬局による外来患者への夜間・休日対応、在宅医療における夜間・休 日対応について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37850.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第2回 2/19)《厚生労働省》
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地域における夜間・休日の医薬品提供体制(在宅含む)の構築、
リスト化及び周知等について((公社)日本薬剤師会通知)
⚫ 日本薬剤師会から各都道府県薬剤師会に対し、①地域における夜間・休日等の対応薬局情報の収集、②情報の公
開(リスト化と周知)の考え方をまとめ、早期の準備を実施することが通知(令和6年1月10日)されている。
⚫ 夜間・休日対応について、薬剤師会の会員外の薬局についても情報収集し、対応可能な時間等の周知を図ること
に加え、夜間・休日対応の徹底を求めている。
地域における夜間・休日の医薬品提供体制(在宅含む)の構築、リスト化及び周知等について(概要)
1.地域における夜間・休日等の対応薬局情報の収集

地域における夜間・休日の対応を行っている薬局(開局時間、時間外の連絡先電話番号、輪番等の実施と担当等)の情報をとりまと
める仕組みを構築いただきたい。

その際は、地域全体で患者を支える観点から、非会員の情報を含め収集可能な仕組み(非会員からの協力の申し出等に対しても広く
受け付けることができる仕組み)の構築を検討いただきたい。
2.情報の公開(リスト化と周知)

地域住民・都道府県民が必要な情報に容易にアクセスできるよう、地域薬剤師会もしくは都道府県薬剤師会のWeb サイトにおいて、
収集情報を公表する仕組み(リスト化と周知の方法)を構築いただきたい(地域薬剤師会が公表する場合、都道府県薬剤師会のWeb
サイトからもリンクをする等、アクセスの向上を図ること)。また、前述のとおり、非会員についても、協力の申し出等に基づきリ
スト掲載できるような仕組みを検討いただきたい。

情報の公表手段は、モバイル端末での閲覧や地図との連携など、利用者の利便性を考慮した形とすることが将来的には求められるが、
当面の間は、「どこの薬局がその日の夜間・休日等の対応をしてくれるのか(どこに連絡すれば対応してもらえるのか)」という患
者目線を第一に、連絡のための必要事項をエクセルファイル等で提示する方法も考えられる。

「リストに掲載されている電話番号に連絡したがつながらなかった」という状況は、リストの信頼性を毀損し、ひいては薬剤師・薬
局全体の信頼を損なうことに繋がる。情報公表後は適宜情報内容の更新を行うとともに、必要に応じて利用者からの苦情を収集して
対応するなど、リストを常に最新かつ精確な状態にしておく仕組みの構築をお願いしたい。

夜間・休日等の対応を行っている薬局(リスト)に関しては、各地域の行政はもとより関係職種・団体等へも十分な周知を行うとと
もに、情報提供のあり方について密に協議・連携いただきたい。(地域の実情に応じて、市区町村(あるいは都道府県)ホームペー
ジに当該リストへのリンクを設置してもらう、地域行政・関係団体等と協力して医療提供体制と一体的に情報提供を行うサイトを構
築する等の連携方策が考えられる。)
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