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【資料2】吉備中央町提出資料 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37777.html
出典情報 救急医療の現場における医療関係職種の在り方に関する検討会ワーキンググループ(第2回 2/7)《厚生労働省》
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主に想定する患者像(ユースケース)
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対象

重度傷病者(救急車両により搬送される者)のうち、主に腹痛、下腹部痛を訴えている傷
病者、事故等により外傷が生じている負傷者、意識状態やバイタルサインが不安定
な傷病者

想定される
疾患

腹痛、下腹部痛、あるいは事故等に起因した外傷により救急搬送される患者は、例
えば以下のような、出血性ショックを引き起こしうる疾患、または緊急手術が必要とな
りうる疾患が想定される。
腹腔内出血(肝破裂、腎破裂、脾破裂)
腹部大動脈瘤の破裂
子宮外妊娠、卵巣出血、卵巣腫瘍茎捻転等

これらの疾患は外表から評価することが困難である一方、初期対応が重要であり、
搬送中のエコー検査によりこれらの病変の確認、一次評価を行うことで、適切な搬送先選定、早期の処置
実現が可能となり、救命率の向上、予後の改善に資する。