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【資料6】その他(高齢者虐待の防止、送迎) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36519.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第232回 11/27)《厚生労働省》
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高齢者虐待防止の推進に関連する各種意見

社会保障審議会
介護給付費分科会(第224回)
令和5年9月15日

介護保険制度の見直しに関する意見(社会保障審議会介護保険部会

令和4年12月20日)

(高齢者虐待防止の推進)


高齢者の住まいの形態が多様化している状況を踏まえ、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム等、
高齢者が利用する施設等に対して、指針の整備など虐待防止措置を適切に講じてもらうための方策を講じる
ことを含め、虐待防止対策を推進していくことが適当である。

○ 高齢者虐待の件数が高止まりしていること等を踏まえ、都道府県・市町村における、相談支援や調査研究
等に係る体制整備を促すことを含め、地域における高齢者虐待に係る対応力の一層の強化のための方策を講
じることが適当である。また、国においても、虐待における重要なリスクの一つと言われている認知症との
関係も含め、虐待防止を推進するための一層の調査研究を推進することが適当である。
○ 適切な手続を経ていない身体的虐待に当たる身体拘束が依然として発生している状況を踏まえ、在宅サー
ビスにおける身体拘束の適正化を図るための介護報酬上の取扱いや身体拘束を要しない介護技術の普及を含
め、正当な理由がない身体拘束の防止のための方策を検討することが適当である。また、養護、被養護の関
係にない者からの虐待事案が発生していることを踏まえ、「養護者」に該当しない者からの虐待防止のための
方策を講じることが適当である。


また、介護サービス事業所・施設の職員や家族などに対する介護の心理的負担の軽減は、高齢者虐待防止
の観点からも有益であり、推進していくことが重要である。

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資料5