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【資料5】高齢者施設等と医療機関の連携強化 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
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これまでの分科会における主なご意見(高齢者施設等と医療機関の連携強化)②
※ 第217回以降の介護給付費分科会で頂いたご意見について事務局において整理したもの

<高齢者施設等と医療機関の連携強化>
(情報連携の内容について)
○ DX化やペーパーレス化の推進に加えて、利用者や患者の体の状況や入所者・患者の生活歴も重視した連携の強化を図
ることが必要ではないか。
○ より生活に配慮した情報収集について、在宅における認知症高齢者等のみの世帯が増加することから、本人の包括的
な同意を踏まえ、収集された利用者本人の生活費や生活習慣と取得されたアセスメント情報等を関係者が参考にするこ
とで、より適した医療・介護等サービス提供に活かすような方策も考慮していく必要があるのではないか。
○ 生活における口腔の情報も関係者で連携していただき、新興感染症も含めて、口腔健康管理の提供が中断されること
のないようお願いしたい。
○ 介護保険施設において、リハビリテーション・個別機能訓練、栄養管理、口腔管理に係る一体的実施計画書について、
利用していない、今後も利用するつもりがないという回答が多かったことや、入所・入院前の居場所からの栄養情報の
提供がなかったという割合も一定数あったことを踏まえた検討も必要ではないか。
○ 現状、連携情報が似たものでも評価方法が違うものもあることから、整合性を取るべきである。既に連携のために実
際に動いているものを参考とし、既存の診療報酬・介護報酬の中にある項目をうまく使いながら、情報共有をしていく
仕組みを作っていくべきではないか。
(その他)
○ 連携や対応が増えることで、情報共有や異常の早期発見・早期対応などが実現していくことは、利用者にとってはあ
りがたい一方で、これまで以上に介護職員の負担が増えることにならないかと心配もある。連携加算などの報酬項目を
増やすだけでなく、介護労働のゆとり、介護職員の労働環境も勘案することを希望する。
○ 介護施設等での感染対策や医療ニーズの高まりに合わせて、特定行為のできる看護師の配置を推奨するなど、専門看
護師の活用をお願いしたい。

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