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【資料5】高齢者施設等と医療機関の連携強化 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
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論点③ 医療機関からの患者受け入れの促進
論点③
■ 同時報酬改定に向けた意見交換会等において、要介護者について、入院によるADLの低下や認知機能の
悪化を防ぐため、医療機関からの早期退院の必要性が指摘されている。
■ 新型コロナウイルス感染症への対応においては、病床のひっ迫を防ぐため、退院基準を満たした患者の
介護施設での受け入れの促進が行われており、特に介護老人保健施設については、中間施設という特性か
ら、退院患者の受け入れに向けた体制の構築を行ったところ。
■ また、介護老人保健施設において、入所前の場所が病院・診療所である利用者は、自宅や居住系サービ
スから入所した利用者と比べ、利用者の医療的状態が不安定である者が多いというデータが示されており、
医療機関から利用者を多く受け入れた場合、従事者に対する負荷も高まることが想定される。

■ 入院による要介護者のADLの低下等を防ぐ観点から、特に急性期の医療機関から介護老人保健施設への
受け入れを促進するため、どのような対応が考えられるか。

対応案
■ 医療機関に入院する患者の退院調整が円滑に行われるよう、介護老人保健施設が当該施設の空床情報に
ついて、地域医療情報連携ネットワーク等のシステムによる定期的な情報共有や、急性期病床を持つ医療
機関の入退院支援部門に対する定期的な情報共有等を行っている場合において、入院日から一定期間内に
医療機関を退院した者を受け入れた場合について初期加算における評価の引き上げを行うこととしてはど
うか。

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