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【資料5】高齢者施設等と医療機関の連携強化 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36375.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第231回 11/16)《厚生労働省》
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論点② 入院時の医療機関への情報提供
論点②
■ 医療・介護の情報連携については、これまでの改定で累次の見直しが行われてきたところであるが、先
般の同時報酬改定に向けた意見交換会において、「特に医療において「生活」に配慮した質の高い医療の
視点が足りておらず、生活機能の情報収集が少ないのではないか」という意見も指摘されている。
■ 退所時の情報提供については、老健と介護医療院においては運営基準に基づく様式、特養と特定施設に
おいては配置医等からの診療情報提供書により情報提供がなされているが、現病歴等の診療状況に関する
情報を記載する項目が中心である。
■ 高齢者施設等の退所時において、施設等が把握する生活支援上の留意点や認知機能等にかかる情報提供
の更なる促進を図るために、どのような対応が考えられるか。

対応案
■ 老健と介護医療院の退所時情報提供加算は、居宅に退所した場合の情報提供を評価した加算であるが、
医療機関へ退所した場合に、生活支援上の留意点等の情報を提供した場合についても新たに評価してはど
うか。なお、その際の情報提供項目や様式については、将来的なDX化も見据え、検討を行うこととしては
どうか。
■ また、居宅に退所した場合についても、生活支援上の留意点等の情報を適切に提供することとし、医療
機関への退所の場合の評価との整合性がとれるよう見直しを行うこととしてはどうか。
■ 特養、特定施設、認知症グループホームについても同様に、医療機関へ退所した場合の情報提供にかか
る加算を創設してはどうか。

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