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薬費参考○高額医薬品(認知症薬)に対する対応について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211220_00017.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会・薬価専門部会 合同部会(第1回 10/4)《厚生労働省》
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中医協 薬-1
5. 10.4

レケンビに関する情報提供(患者向医薬品ガイド)②

【この薬を使う前に、確認すべきことは?】
○患者さんまたは家族や介護者の方は、この薬の効果や注意すべき点につ
いて十分に理解できるまで説明を受けてください。説明に同意した場合に
使用が開始されます。
○この薬を使用する前に、血圧測定やMRI検査、アミロイドPET検査
または脳脊髄液検査などが行われます。
(略)
○この薬の使用により、アミロイド関連画像異常(ARIA(アリア))
という副作用があらわれることがあります。MRIのような画像検査を実
施したときに、脳のむくみ(脳の浮腫)や脳の一部の出血などとして認め
られる画像所見です。これらは、脳からアミロイドベータが除去されると
きに、一時的に血液や血液中の水分などが血管の外に漏れ出すことで起こ
るといわれています。主な臨床試験における副作用の発現割合は、脳のむ
くみが12.6%、脳の一部の出血などが16.5%でした。
脳のむくみや出血の副作用を早期に発見するため、この薬の使用中には、
定期的にMRI検査が行われます。

【この薬の使用中に気をつけなければならないことは?】に書かれてい
ることに特に注意し、何か異変が疑われる場合は、速やかに主治医に連絡
してください。

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